「京都市:田中神社(伏見稲荷大社境外摂社)」201...
田中神社(伏見稲荷大社境外摂社) / / / .
伏見稲荷さんから近い場所にあります。
派手な門構えのお稲荷様です。
境内の大きな木と赤色の柵は印象的です。
鳥居や生垣が真っ赤で目立ちます。
伏見稲荷から本町通り沿いに北へ15分ほど歩くと、通りの左手にある小さな神社です。
ちょうど鳥羽街道駅の東側あたりになります。
伏見稲荷の摂社とのことですが、説明文を読むと、平安時代から鎮座する古い社のようで、和泉式部が伏見稲荷に詣でた際に、「田中の社」として記載されているとのこと。
伏見稲荷の摂社とのことてますが、お稲荷さんではないようです。
和泉式部の古事に因んだ和歌が載っていました。
かなり昔に作られた見たいですが今は綺麗に作り直されているような気がします。
稲荷神社境外摂社らしく、真っ赤で賑々しい。
東山区にある。
駒札に詳しい説明があってそれを読むと、伏見稲荷大社の境外摂社とのこと。
何しろを壮大な 伏見稲荷大社なので、 摂社といえども なかなかのもの。
伏見稲荷大社の境外摂社。
創建は不明だが古今著聞集や十訓抄にはすでに田中の杜の記述がある。
一條天皇(在位986-1011)の御代には建立されていた。
「平安期の歌人和泉式部が稲荷詣での途次、田中の社近くで時雨に会い難渋している時、田を刈る童から襖(雨具)を借り、無事にお詣りできたので、童に襖を返した。
すると翌日、童から式部に和歌が贈られてきた。
『時雨する 稲荷の山の もみじ葉は あおかりしより おもいそめてき』平安の昔より社名のごとく五穀豊穣の神様として永く信仰されてきた神社である」駅から近くつい素通りしてしまいそうな神社だが、京都にはこんな故事来歴のある神社が忽然とあるのだから面白い。
名前 |
田中神社(伏見稲荷大社境外摂社) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
「京都市:田中神社(伏見稲荷大社境外摂社)」2017年の家族旅行で立ち寄りました。
赤い鳥居が見事でした。
稲荷は主に田んぼの神様でした。
稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)は、稲を象徴する穀霊神・農耕神です。
稲荷大明神(いなりだいみょうじん)、お稲荷様、お稲荷さんともいわれます。
五穀をつかさどる御食津神・ウカノミタマと稲荷神が同一視されることから、総本宮の伏見稲荷大社を含め、多くの稲荷神社ではウカノミタマを主祭神としていることが多いです。
本来は穀物・農業の神ですが、現在は商工業を含め産業全体の神とされることもあり、日本で最も広範に信仰されている神の一つです。
稲荷神は神仏習合思想において仏教の女神である荼枳尼天とも習合したため、仏教寺院で祀られることもあります。
もとは古代社会において、「渡来人であった秦氏の氏神的稲荷信仰をもとに、秦氏の勢力拡大に伴って伏見稲荷の信仰圏も拡大されていった」と『日本民俗大辞典』に記載があります。
本来の「田の神」の祭場は狐塚(キツネを神として祀った塚・キツネの棲家の穴)だったと推測されますが、近世には京都の伏見稲荷を中心とする稲荷信仰が広まり、狐塚に稲荷が祀られるようになりました。