鉄橋にかずらを蔦わせた橋です。
布引の滝方面と城山方面を結ぶ橋。
布引の滝は観光ルートですが、城山方面は登山ルートなので観光しに来た人は行かない方がいいです。
行ったとしても、渡って2〜3分登った先にあるロープウェイと三宮を見渡せる写真スポットで引き返しましょう。
城山から大師道の間は六甲山系の中でもイノシシが多いエリアです。
祖谷のかずら橋にも関わった方の指導と協力を得て作られたかずら橋だそうです。
しかし、見た目にはかずらは橋に少し絡まっている程度で、あまりかずら橋の雰囲気は感じられないです。
その分怖さは感じにくいかもしれません。
また、滝山城跡に向かう分岐点にあたるようです。
しかし、橋を渡ってすぐの場所は幅も狭く、柵も整備されておらず非常に危険なので、登山初心者が気軽には行ってはいけないように思います。
この橋の先は登山道になっている為、普通の人は渡らないほうが良いです。
橋の先は北野・城山方面ですが、ヤセ尾根かつ急坂なのでやや危険です。
とは言え道中には休憩地点も用意されているので、しっかりと歩ける人なら危険は少ないでしょう。
橋そのものは特に見るところもなく、単なる橋です。
新神戸側と城山側の案内板で橋の名前が地味に違ったりします。
猿のかずら橋を渡って登って行くと、とても景色の良い山道に出ます。
新神戸駅から近く、手軽に登れます。
ロープウェイに乗っている人に手を振れるくらい近くに行きます。
布引の滝から布引ダムに向かう途中にあります。
鉄筋コンクリートで作られた橋で気持ち、つるが絡まっています。
橋を渡る前に少し考えましょう。
橋を渡って西に歩くと北の異人館に出ますが、登山道になり途中、森の中にも入ります。
サンダルは絶対に危険です。
スニーカーも落ち葉でかなり滑ります。
出来れば登山用の靴や滑りにくい靴で進みましょう。
また、街灯も無いので夕方の入山はやめましょう。
傍らに書いてあった説明では、元々この橋は、ただの鉄の橋でしたが、六甲山に関心のある市民たちの手で、他場所で余ったかずら(サルナシのツル)を使って「祖谷のかずら橋」に似せた装飾を行い「猿のかずら橋」と命名されたものです、と。
ここは、布引渓谷でも人気のスポットで、みんな橋をバックにあるいは橋の上で写真を撮り合っていました。
(訪問:2019-08-11)また、この辺りは、昔から詩歌に詠まれることが多く、藤原定家作のこの地にゆかりの詩歌が橋の向こうにある石に彫られています。
(訪問:2018-11-23)
名前 |
猿のかずら橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
サルナシのツルを巻き付けた橋。
古き歴史を感じる橋です。