心ない人がゴミを捨てているようで残念?
2021/07/10 08:20頃この辺りをバイクでふらふらしているときに看板を見つけて立ち寄ってみました。
看板に導かれて「国立研究開発法人 森林総合研究所」の敷地っぽい道を進むと到着します。
駐車場はありませんが人通りの無い場所ですので、自動車でも迷惑のかからないように停めれば問題無いかと思われます。
当日は前夜の雨のせいで足元はぐずぐずでしたが、バイクを停めた場所から5分強で現着しました。
人気のない山の中で800年以上昔に掘られたという石仏を眺めていると何ともしみじみした心持ちになりました。
登り口まで車で行けるのですが少し迷うかも。
マップをよく見て行かないと‼️参道?も気をつけないと‼️動く階段の石もあるので‼️
2020年12月お参り。
落葉堆積で滑りやすいため、履き物、足元にお気をつけ下さい。
私は片手に荷物を持って登りましたが、両手フリーな状態で訪れる方がよいと感じました。
磨崖仏を彫りながら乗海上人は何を思っていたのか。
岩の上に腰を下ろして息を整え、山鳥たちの鳴声に耳を傾けていると瞑想に浸りたくなる、まさしく閑居を味わうことができました。
廃屋が放置されていたり人通りもない場所なので、女性一人での散策や体力面に不安のある方(山歩きに慣れていない方)には、個人的にはおすすめし難いかな。
金掘穴の内部に入ることもできますが、虫さんたちが巣篭もりしていてなかなか恐怖ですのでご注意を。
茨城県指定文化財になっています。
5分くらい山を登るとあるのでヒールが高いのはやめた方がいい。
落ち葉などがあり多少滑りやすいです。
鎌倉時代のものでよくこんなところにって感じです。
ここが、閑居山です。
閑居山は、お寺の山号です。
閑居山のいわれとなった、空海が閑居した洞窟(金堀穴)があります。
なので、百体摩崖仏あたりを閑居山と呼びますが、特定の山頂が在る山ではありません。
この点、Wikipediaの閑居山の解説は誤りです。
百体摩崖仏は、幾つかの大岩に彫られていますが、かなり風化しています。
サイクリングのついでに何度か出掛けた事がありますが、一度だけ妻を連れてちょっと散策してきました。
史跡としては、かつての神仏分離の際にでも破壊行動に遭ったのでしょうか、頭がもぎ取られた仏様が多いです。
一方、磨崖仏は確かに確認する事ができます。
何度かきていますが、まず人に出会う事がありません。
助六地蔵は江戸時代の農民がいかに虐げられていたのか、そして一揆の様子を知る手掛かりになります。
この地の歴史を垣間見ることの出来る場所です。
秘境。
茨城100景に選ばれているのにも関わらずあまり人が来ないのが、ここの味噌だと思う。
岩に彫られた仏様や途中の石段はなんとも言えない趣を感じられます。
近くに小さな滝があります。
閑居山と言う山の登山道の入り口でもありますので、秘境好き登山好きは是非行ってみてください。
百体磨崖仏は素晴らしいが、心ない人がゴミを捨てているようで残念😥
茨城百景の一つなのにσ(^_^;)もっと整備しては。
名前 |
百体磨崖仏 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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駐車場らしき場所が付近にないので、いいかどうかは別にして舗装路の途切れた処に駐車するしかないと思われ、そこからならば比較的容易に歩いていけます。
他にも山の稜線のハイキングコースから降りるルートがありますが、そちらは山道に慣れてないとちょっと危険を感じるくらいの斜面です。