阿蘇宇神社は健磐龍命、伊弉諾尊、御嶽大神を祭神とす...
スポーツチャンバラ発祥の地 石塔がある。
地元で奉っている神社ですが癒されます‼️
名前 |
阿蘇宇神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
054-261-9030 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4405122 |
評価 |
3.5 |
阿蘇宇神社は健磐龍命、伊弉諾尊、御嶽大神を祭神とする。
それぞれ肥後、淡路、木曽から勧請し、明治初期までの一時期は「御嶽大神」と称していた。
また、別殿脇宮に津島神社、神明宮、木野宮がある。
昭和8年9月、台風で境内の木が倒れ、縄文中期の土器、石器が多数出土。
阿僧遺跡と名付けられた。
戦後の混乱期に乱盗掘に遭い、多くの遺物が散逸してしまったが、その後の調査でも多くの遺物が発見されている。
ところで阿蘇宇神社の約500m南方には、かつて尺詰(しゃぐじ)神社が鎮座していた。
現在は北田のミカン畑の片隅に社号標のみが残るが、諏訪地方を中心としたシャグジ信仰に由来する神社である。
近年は否定的な意見が多いものの、シャグジ信仰の起源を縄文に求める説は根強く、また、シャグジ祠の御神体は石棒であることが多い。
そして、阿僧遺跡の平成8年の調査で出土した黒曜石には、諏訪に近い和田峠産のものが含まれ、阿蘇宇神社の御神体は石棒とされる。
こうしたことは、阿蘇宇神社とシャグジ信仰、また、シャグジ信仰と縄文文化の関連を想起させる。
いずれにせよ、阿僧地区が山、海、川(由比川)のいずれの恵みも享受する、古くからの居住適地だったことは確かである。
(参考:望月良英編著「ふるさと「ゆい」郷土史・文化財-源蔵先生講義録-」「清水区由比 阿僧の歴史」)