苦労して辿り着いた先に見えてくる幻の滝。
3度目のトライにして初到達。
その到達難易度(春は熊が出没し、夏はヤマビルだらけ、秋は長雨で川が増水し渡渉出来ず、冬は雪に閉ざされる。
早戸川林道ゲートの閉鎖は不定期、登山道が判らず断念することも。
足場が無くロープを掴みながら横に移動する、沢が幾つにも分岐し道に迷う、雨が降りだしたら川が一気に増水し渡渉出来無くなるから断念せざるを得ない等)から、到達出来た時の達成感と感動度は、日本の滝100選の中でも1位、2位を争うレベル。
ルートを完璧に知り尽くして、かつ、幾つもの奇跡が重なった時にだけ観ることが許される、まさに幻の滝。
さすがは丹沢の名瀑(´▽`)一応登山道はありますが、川を直接登る方が楽しいですε٩( ºωº )۶з沢登り初級編と言ったところ🌊🐾
丹沢の早戸大滝に行って来ました。
日本の滝100選に選ばれていて幻の瀧❗と言われています。
道しるべも何も無いので知っている人とご一緒しないと遭難します。
でも素晴らしい滝です☺️
中〜中上級者向けハイキングコース登山者装備推奨渡河がありますが長靴等の足首を保護出来ない靴は止めましょう。
濡れることは諦めて下さい。
体重をしっかり支えることの出来る杖があるとなお良し。
安心装備として安全帯があれば用意しておくと良いでしょう。
ハイキング装備でも登ることは可能ですがミスルートや怪我等をしてしまうと遭難や救助困難等の命に係わるアクシデントに巻き込まれやすい。
またその際の救命確率も大きく減少します。
ルートは赤系の蛍光色で目印となるリボンが枝や石にくくりつけて在るのでそれを頼りにしていけばたどり着けますが設置場所に所々難がありミスルートする可能性は高いです。
最序盤は少し川から離れて高度を上げます。
その時に山の頂上方向、尾根沿いに進んでしまわない様に注意してください。
急斜面を登り高度を稼ぐと直ぐ朽ちて倒壊寸前の廃屋が必ず見えるのでそれを念頭に入れて進んで下さい。
廃屋からは川沿いに進んで行きますが道は平坦で歩きやすいです。
しかし何ヵ所も崩落現場を通り過ぎるので滑落に注意するとともに不慮の事故に注意を払い進行してください。
河原に下りるまではミスルートの心配は無いほど一本道になっています。
河原に下りてからは中盤です。
雷平の分岐点で早戸大滝へは左を選択します。
右(直進)を選択すると雷滝があります。
左へ進むと終盤に差し掛かります。
大きな岩や石 、渡河を越えて川を登ります。
その際、捻挫など怪我を負いますと救助困難ですしそもそも電波はありませんので注意してください。
早戸大滝は岩盤に隠されて気が付きにくくなっていて目印のリボンも極端に少なくなっているので気を付ける必要があります。
早戸大滝への目印は川の分岐点のような場所へ着いたとき、右(直進)方向に今までよりも険しい滝の様な場所が見えたら左(行き止まり)方向へ進み上を見上げるとそれが早戸大滝です。
帰りは怪我の可能性がぐんっと上がりますので行きよりも時間をかけて安全に帰りましょう。
全体的にルートの老朽化や未整備箇所が多いので危険も大きいですが、達成感はありますし距離も短めなのでお昼に滝で昼食を取って帰ると気持ちいいです。
苦労して辿り着いた先に見えてくる幻の滝。
一見の価値あり。
行程片道約3時間の山歩き。
登山装備が必要です。
春から秋まではヒル対策も忘れずに。
名前 |
早戸大滝 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-780-1402 |
住所 |
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評価 |
4.4 |
山慣れした方なら容易です。
夏場はヒルの巣窟、水量が多いと渡渉が難しくなるので冬場が行きやすいが氷瀑してます。
滝を登った場所から大滝新道を経て丹沢山が近いです。