是非立ち寄りたかった神社でした。
かつては全国にその名を轟かせた石動山天平寺の現在の姿。
明治の廃仏毀釈により荒れ果て、近年保護と復元に少しずつ力が入ってきている。
山域のあちこちに石垣が苔むして残り、秋の紅葉シーズンはなかなか見事である。
苔と杉、清らかに凛とたたずむ山の神⛰パワフルな空氣感とエネルギーが充満しています✨手前1キロから、車一台分の道幅になりますので、ゆっくり安全運転で進みます。
冬は麓より2、3°気温が低く寒いので防寒要。
お天気の午前中に行くのがベスト。
毎年、11月の半ばに紅葉を撮りに行っています。
石動山ユリはイノシシに荒らされて見ることは出来なくなりましたが、7月半ばに愛好家の方が育てたユリを見ることができます。
清い水を手を清め、高い石段を上り参拝します。
木々も神々しく凛とした空気があります。
早朝訪問。
聖地の山のある大きな神社らしい凛とした空気がありますね。
正面にある手水には常に水が流れています。
拝殿は装飾のない大きな建物。
元は石動山の寺院建造物を移築したものとか。
通りで神社っぽくないと思ったわ👏
寂れ果ててはいますが、ただならぬ威厳を感じました。
元々は天日陰比咩神社の境内にあったとの事ですが、この地に移され今は無人で寂れています。
境内には神仏習合の名残が多数ありました。
社殿への石段は自然石で荒々しい印象です。
御朱印は天日陰比咩神社で受領出来ます。
参拝の時に手水舎の水を飲用として多量に汲んでいる不敬な人を見かけましたが、手水舎の水はお清め水なので参拝者に迷惑ですので御神水を汲む場合には境内ある水くみ場でお願いします。
11月下旬に車で訪問。
能越道七尾大泊ICから目指したが、コロサスキー場から全面通行止めの為、天日陰比咩神社側の林道へ迂回。
細くて落葉落石時々陥没の道を行くので結構大変。
到着するとひと気の無い山中に大きく立派な本殿が建っています。
森の中のひっそりと佇む神社。
観光客もおらず静寂が辺りを包む。
何で私はこんな所に来たのだろう。
社殿に対面し、そっと礼。
立派な神社です。
モミジとイチョウの落ち葉が敷地内一面に落ちていたので、おそらく紅葉時期に行くと、綺麗なのではないかと思います。
神社の前に広い駐車場があります。
石動山(せきどうざん)。
伊須流岐比古神社(いするぎひこじんじゃ)。
天平寺跡。
標高565mの山地に飛鳥時代創建ともいわれる「石動山 天平寺」跡があります。
長く続く戦乱の世で二度の焼き討ちに合い、資料も消失し全容は解明されていません。
明治時代には神仏分離令、廃仏毀釈が執行され全山に渡り佛教建築物がことごとく破壊され遺構だけが数多く残っています。
⚫経路は複雑ですが、中能登町の道の駅 「織姫の里なかのと」にパンフレットがあります。
⚫到着時は散策前に石動山資料館を訪ねるといいですよ。
(有料)
伊須流岐比古神社(いするぎひこじんじゃ)は、かつて白山と並ぶ大霊山で、北陸地方を中心として広い地域から信仰されていたようです。
南北朝時代には足利尊氏軍に、戦国時代には上杉謙信の死後に七尾に攻め込んだ前田利家が率いる織田軍と、畠山軍との戦に巻き込まれて焼き討ちにされたり。
その後、豊臣秀吉の命で前田家が復興したそうです。
現存する本殿は、前田家が建てたもの。
明治の廃仏毀釈によって破却されました。
他の方も書いていらっしゃいますが、とても行きにくい場所です。
が、歴史を感じる静かなところです。
最近になって、史跡公園としての整備をしているようです。
入口までは車で行けますが、見て回ろうと思うとほとんど山道を歩く感じです。
それなりの服装と歩きやすい靴、虫よけスプレーなどがあった方が良いと思います。
雨上がりの夏の日に伺ったので、足場が滑って歩くのが大変。
鬱蒼とした木々に囲まれているので涼しかったけど、蜂がブンブン、蚊に刺されまくりました。
体力、時間の問題もあって、残念ながら全ては見て回れませんでした。
次回は制覇したいと思っています。
是非立ち寄りたかった神社でした。
近くの石動山資料館も立ち寄るとさらに理解が深まります。
名前 |
伊須流岐比古神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0767-72-2176 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
修験道の聖地です。
8年前に訪問したとき、拝殿で手を合わせていたら、中型雑種犬にお尻を突かれました。
振り返ると笑顔でしっぽを振ってくれて、とても印象に残っています。
再訪した際に、「当時でさえ老犬のようだったから、もう天に召されちゃっただろうな」と周囲を少し探し回ったら、「熊出没注意」の貼り紙が……。
犬はうれしいけど、熊はいやだ。
でも、とても良い場所です。