カレーはもう少し辛めがいいかな。
老舗ジャズ喫茶ということで、気仙沼に来たら訪れたいスポットのひとつでした。
コーヒーの香りや歴史のあるカウンターの佇まいなど雰囲気に癒されます。
休日の早朝、友人と開店と同時に入店し至福の一杯を味わっていると、御近所の常連さんがひとり、また一人と来店して、お店の中はいつの間にか朝から賑やかに⛴️港町のJAZZの流れる喫茶店🎶ヴァンガードは今日も元気に時を刻みます!!☕来店するお客様と共に・・・🤗
昭和40年代に開店したジャズ喫茶。
始めたオーナー(川原さん)もマスター(昆野さん)も今はお亡くなりになり、常連のためにと、常連だった二人(今川さんと小松さん)で店を引き継いで開いています。
古くからの常連が午前9時半過ぎから集まりだし、午前10時頃はお寺の護持会ばりに古株が勢揃いでカウンターに並んでいます。
このためか、営業時間は、ジャズ喫茶にあるまじき朝7時半開店、昼1時半閉店というジャズ喫茶の常識から半日ほどずれた時間設定なんですよね。
いつの頃からか珈琲の値上げをしなくなり、ブレンドコーヒー260円、昼のカレーセット500円(売り切れ御免)という、あるまじき値段設定のままに営業しています。
趣味の域に達していたのでしょうね。
【注】ブレンドコーヒーは2021年4月1日から300円になりました。
カレーセットは500円のままです。
相変わらずあるまじき値段設定ですね。
東日本大震災で天井まで被災しましたが、故オーナーと故マスターとが中心になり店は被災前の状態に戻しました。
オーディオの各種装置やレコード、CDなどは日本のみならず全世界からの助力で新たに復活しています。
カウンター内にいる今川さんに「マスター」と声をかけると、「いえいえマスターは昆野さんですから。
私は手伝い」と応える実直なちょっとシャイな人柄です。
今現在は今川さんの奥さんが月曜日と火曜日のウェイトレス役、小学校の先生を定年退職した中谷(僕の同級生)がウエイター役として水曜日から土曜日まで今川さんを手伝っています。
午前中の護持会状態の賑わいを除けば、店はジャズの流れる静謐な時間と空間を味わえます。
ジャズが好きそうな方たちだけになったら、真空管アンプとレコードで、音量をちょいと上げて豊かな音色で楽しませてくれる、そんなジャズ喫茶らしい面もたまには見せてくれます。
震災の津波を受けながらも昔ながらの雰囲気を残すジャズ喫茶店内はジャズが流れ、落ち着いた雰囲気で居心地が良いコーヒーも美味しいのだがカレーも絶品カレーとサラダとコーヒーのセットで500円は安い。
名前 |
ヴァンガード |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
0226-22-6411 |
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土] 7:30~13:30 [日] 定休日 |
評価 |
4.5 |
ジャズが流れている静かな空間。
但し常連のお客様が集まる時間帯はちょっと賑やかかも。
お店は被災したけれどなんとか復旧して、昭和レトロな雰囲気はそのまま。
サイフォンで淹れるコーヒーはなんと300円、カレーセット(コーヒー、ミニサラダ付き)500円。
トーストも数種類あり1枚単位で注文ができるので良いです。
土曜日限定メニューの焼きカレーはチーズたっぷりで、コーヒー付き650円と今どき珍しいお値段。
被災したときに、たくさんの方々の協力や支援があり、それに対する感謝価格なのかな。
初代マスターの意思を受け継いで、愛されるお店を繋いでいこうとする意思を感じます。
ちょっとした休憩だけでなく、モーニングや軽いランチに利用できるお店です。
金曜日のみ夜の営業もしていますが、夜はコロナ感染者の状況をみて休むこともあるので、電話で確認したほうが確実ですね。
駐車場は、店の近くに2台駐められますがちょっと狭くて苦労するかも…。
観光も兼ねて、ちょっと離れた市営駐車場に駐めて歩いてもいいと思います。
市営駐車場からお店までは歩いて2分程度、3時間以内は無料です。