御祭神 菅原道真公 大日霎命 建御名方神境内末社 厳島神社(市杵島姫命)由緒沿革この神社の由緒は明らかではないですが、明治四十年(1907)四月に許可を得て、字伊勢の無格社神明宮、同境内末社諏訪神社を合併して今日に至っています。
(「南橘村誌」より抜粋)芭蕉句碑「古池や蛙飛び込む水の音」境内には天野桑古書の芭蕉句碑があります。
明治二十四年(1891)に建立されたものです。
天野桑古は日輪寺村出身の俳人で、富処西馬の門人です。
句集に「桑の実集」「すぐり藁」などがあります。
(「Tigerdreamの上州まったり紀行」より)重厚な入母屋造の拝殿の向拝虹梁には「司馬温公のかめ割り図」の彫刻が施されています。
その上には龍の彫刻。
司馬温公は司馬文正公・司馬光とも呼ばれ、中国北宋代の儒学者、歴史家、政治家です。
「かめ割り図」は、子供の頃友達と水の入った高価な瓶の周りで遊んでいたとき、友達がまちがって水瓶の中に落ちてしまい、友達を助けるために石で瓶を割りました。
大切な瓶を割ったので叱られることを覚悟していましたが、父親は温公をほめて、改めて命の大切さを教えたと言います。
その子が後に司馬光という有名な儒学者になったという伝説を描いたものです。
同様の題材による透かし彫りは日光東照宮陽明門などにも見られます。
(「日本すきま漫遊記」及び「小かげの散歩道」より)
名前 |
菅原神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
027-287-8202 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.6 |
日輪寺の隣にあり、落ち着いた雰囲気の神社です。
拝殿の彫刻が印象的でした。