ちょうど学童が二人、二匹の狐さんの様に戯れていまし...
御祭神 宇迦之御魂命 天児屋根命境内末社 諏訪神社 古峯神社北側は烏川が流れ、西側は鮎川・鏑川で高崎市と隔てられ、東側は神流川で埼玉県と区切られ、南に下ると自然豊かな山間部神流湖に至る藤岡市の、神社があるのはその北側に位置する平野部ですが、市街地の家込みがあり高速道路と上越新幹線が走りながらも広い農地が現存する、何だかいろいろなものが入り交じった感じがする地域のお稲荷さんです。
稲荷神社は、それぞれの地域に特化して、元々の豊作祈願の他に、出世祈願など特徴が色濃く出ているところが多いですが、こちらのお稲荷さんの拝殿内には「守豊殿」という額が掲げられており、何だかその通りな地域が形成されて現在に至っているような気がしました。
神社周囲を囲む鎮守杜の樹木も様々な種類でしかも緑豊かに生き生きしています。
境内には石碑や石祠も多く、神楽殿もあります。
境内の隅に花壇が造ってあったり、拝殿内を覗くと歴代の氏子さんたちの集合写真が掛けてある様子は現在も神社を大切にしている心の表れであり、三方を大きな河川で隔てられ道も整備されていなかった頃は大きな苦労があったでしょう、その中を生き抜いてきた人たちの息遣いが感じられるようでした。
2つの低い鳥居をくぐると広い境内、二の鳥居は稲荷神社らしい朱塗り、神楽殿もあり手入れも行き届いてて綺麗で立派な神社。
由緒書きが見当たらず詳しい事は不明だが、村社、正一位と格式は高そうだ。
境内末社は諏訪神社、古峯神社の2社。
名前 |
稲荷神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0274-42-3571 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
ここのお稲荷さんは閑静な住宅地の一角にある鎮守の森で、ちょっと低めの2連続の鳥居をくぐって進むと、広い土のグランドの様な境内が開けていて、ちょうど学童が二人、二匹の狐さんの様に戯れていました。
境内には神楽殿や境内末社もある村社ですが、社殿等年季の入った建物で、トタンや鉄骨などで一部補修されていますが、保全には氏子中の苦労が感じられます。
それにしても神社の中で遊ぶ学童は懐かしく、昔は自分たちも近所の神社を遊び場の様に使っていたものです。