野良猫がいっぱいいます。
久しぶりに徒歩だったので学園坂より最短距離の口縄坂を降りて行きました。
風情のある懐かしい坂道です。
子供の頃は良くこちらを通りました。
天王寺七坂の一つで坂が口縄(蛇)のように見えたことから名付けられた。
坂の途中に旧夕陽丘高等女学校跡地の碑があり坂の上には織田作之助の小説「木の都」の一節が書かれた碑があり口縄坂の風情と情感が見事に書き込まれている。
因みに織田作之助は高津高校の出身。
夕陽丘高校の生徒や高津高校の生徒は是非ともこの地を訪れて欲しいと思う。
石畳と石段が交じる風情のある坂道。
「口縄」とは大阪の古い言葉で「蛇」のことであり、坂の下から道を眺めると、起伏が蛇に似ていることからそう呼ばれるようになったとされている。
歴史的にも名所な口縄坂、コロナ渦で沈んだ心を落ち着かせてくれる、そんな場所です。
繁華街ではなくこういった散策も安心安全なライフスタイルだと思います。
天王寺七坂… 今は早朝のウォーキングがおすすめですねジョギングしている人々も少なからずいます風情という言葉の似合うところが少ない大阪ですけど、天王寺七坂の口縄坂は、イイところですよ♪
天王寺七坂のひとつ。
風情のある石段と石だたみの坂道です関西地方では蛇を口縄(くちな、くつな)と言います。
緩やかな坂が蛇のように見えるからこの名がついたと言われています。
坂を下から見たときに、起伏が蛇のように見えたからクチナワ(蛇)と呼ぶようになったとのこと。
寺に挟まれた場所にあるので蛇ではなく猫を見かけます。
いつ誰が作ったのか後付の手摺はクチナワの見立てに邪魔ですね。
大阪から京都そして東京に移った作家織田作之助は10年ぶりに大阪を訪れる......「木の都」より。
小学時代から中学の頃を思い出し、織田作は上町台地をふたたび彷徨する。
それは彼にとって甘酸っぱい思い出の町だった。
口縄坂の途中にあった夕陽丘女学校はすでになかった。
そして若き日々の思い出にかき乱されながら、雨の口縄坂を降りて行く。
「口繩坂は寒々と木が枯れて、白い風が走つてゐた。
私は石段を降りて行きながら、もうこの坂を登り降りすることも当分あるまいと思つた。
青春の回想の甘さは終り、新しい現実が私に向き直つて来たやうに思はれた。
風は木の梢にはげしく突つ掛つてゐた。
(昭和十九年三月)」小説「木の都」のエピローグである。
青空の下、彼の歩いた同じ道を私も降りていった。
名前 |
口縄坂 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
4.1 |
風情のある石畳がなかなか良かったです!何より口縄坂の由来が面白かったです!