(6月第1日)「蛇も蚊も(じゃもかも)祭り」横浜市...
***蛇も蚊も祭りのシンボル、蛇さんのコラボグッズは岸谷4丁目19-24の「アート工房まんまるず」で取り扱いしています。
***神職不在で管理は岸谷の杉山神社という事で氏子さん達が活躍しなければ存在感が薄くなってしまいます。
社殿に加えて特筆となりますのは鳥居の右側に存置されています弁財天の表記で、疑問があります。
本来、旧漢字の表記では辨財天(財産)と辯才天(芸術・学問)であり辨才天は意味不明です。
国内にはごく一部でこの表記が見られます。
建立当時の誤記なのでしょうか?弁財天は現代の表記で、二つを合わせた意味合いになります。
石工さんは注文通りに刻んだのでしょうから、今になってみますと当時の有り難さが判るようです。
辨天様と呼んでいて「べんざいてん」の漢字を知らなくても、有り難さには全くかわりがありません。
ただし、弁天様は見当たりません。
この場所は庚申塔に分類されるそうです。
江戸時代に隆盛となった庚申信仰に由来するもので、明治以後の道路整備の際に多くは移転され(中には廃棄された例もあり)ましたので、神明社にも周辺の庚申塔(塚)が集まり、それが不思議な組み合わせに結びついたようです。
中央は阿弥陀如来(あみだ_にょらい)様、左側は青面金剛(しょうめん_こんごう)像、下部に三猿が表現されています。
石の年代に相異がありますから3ヶ所以上の集積と判ります。
庚申講の達成により建立された阿弥陀如来様(西暦1677年12月19日造立)や青面金剛像(西暦1732年造)は街道筋に配され、道案内や供養塔の役目がありました。
三猿は道案内をする猿田彦神につながります。
青面金剛は邪鬼を踏み、災悪を封じています。
左右の足もとには鳥が見えるはずですが風化していますから種類の判別はできません。
庚申塔は龍泉寺・東福寺・朝陽山八幡神社・道念稲荷神社他でも見られます。
正面の鳥居の形状は「靖国鳥居」です。
社殿は新明造り、男千木(おとこちぎ)で屋根には鰹木(かつおぎ)が載っています。
境内社の方は「明神鳥居」になっています。
400年続く蛇も蚊も祭りは悪霊・疫病退散、晴天慈雨のお祭りですから弁天様も財産に関わる「辨財天」様になりますね。
何がしかの興味を持って社殿に向かうと御利益もアップするというものです。
***阿弥陀如来様の真言は「オンアミリタテイゼイカラウン」です。
お釈迦様の師匠であり、極楽浄土で衆生に法を説く教主です。
弁天様は岸谷の安養寺辨財天堂にてお参り出来ます。
青面金剛明王の真言は「オンデイバヤキシャ バンダバンダカカカカ ソワカ」です。
インド由来の仏教とは異なり中国由来の信仰が独自に発展したものです。
公園の一角のようなところにありました。
説明看板は別のお稲荷様と同じもので、地域の説明のようです。
ご祭神は天照皇大神。
創建年は不明だが、江戸時代末期には存在していたとの事。
公園と境内が一体で、地域の方の憩いの場になっている。
蛇も蚊も祭りの時はかなり盛大にこの場所は使いますので大盛況です。
平成29年12月28日参拝。
なにか不思議な空間!公園内にある神社を以前訪問しましたが、なにか違う感じがしたね。
そうか蛇さんにまつわる神社だからかな?なんてったって私は蛇年ですから。
関係ないか。
(6月第1日)「蛇も蚊も(じゃもかも)祭り」横浜市の無形民俗文化財。
大蛇を担ぎ「蛇も蚊も出たけー、日よりの雨けー」の掛声で町内を練り歩き疫病退散を願い、最後は海に流していた。
今はお焚き上げ同日に「本宮の道念稲荷社」「原の神明社」の2か所で行われる(昔は一緒に行っていた)。
どちらも普段は神主さん不在なので、杉山神社の神主さんが神事を行う・当日0630~神明社境内で大蛇2体を作成。
杉山神社の神主による神事の後、1330頃から別々に町内を練り歩く。
17頃、2頭揃って宮入し絡み合う。
翌日9~10境内でお焚き上げ・蛇の体は萱カヤ/赤く塗った枝が角/枇杷の葉が耳/ツメタ貝が目玉。
名前 |
生麦神明社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
〒230-0052 神奈川県横浜市鶴見区生麦3丁目13−37 |
関連サイト |
http://www.kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=99&cd=1202004&scd=&npg=0 |
評価 |
3.8 |
蛇も蚊も・・お祭り見てみたいですね。
今は本格的に開催してないみたいですが。