名前 |
八幡宮 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
5.0 |
勝軍寺の横にある神社岩槻区尾ヶ崎に寺、神社があります。
明治の神仏分離で別れただろう、隣同士の祠です。
あたりは江戸時代、岩槻城の南にあたり豊かな田園地帯だったと想像する。
できた米、農作物は岩槻城へも江戸城へも運べる距離である。
寺も神社もいまだに広い敷地で、ちゃんと参道、拝殿が整備されてます。
参道脇には、江戸流れの狛犬が鎮座してました。
土台には、嘉永六年(丑)六月と辛うじて読めました。
江戸時代の作品です。
1853年7月はペルーの黒船来航があった年。
こちらの狛犬は、すこしだけ面白い。
右の獅子に位置する個体は左前足をあげているがなにもない。
左の狛犬には毬がある。
これはかつて別の石像があったか、作者が前足をあげた像を作ったのか?江戸の作品で、しっかりと四肢を地面につけてないのは見たことない。
安定の土台につけるのが王道である。
また、狛犬というのは分業でつくるものだったか?も不思議でした。
狛犬は造形がきれいで、保存状態もよいです。
きっとお金をかけて作られたのだろう。
周囲の氏子にはそれなりの、収入があったことが忍ばれる。