八幡様の裏手、旧道沿いにあります。
すごく好きな雰囲気の神社でした!
巨福呂坂を登っていく途中の左手にありました。
旧巨福呂坂切通付近に建立された双身歓喜天を祀る珍しい神社です。
当時、巨福呂の峠を行き来する人々の安全を願って創建されたと考えられているそうで、男神と女神が抱擁する像は秘仏とされ公開されることはないそうです。
95.青梅聖天社アクセス:鎌倉駅東口から小町通を抜けるルートで徒歩15分。
・鶴岡八幡宮の西側、「車お祓い所」の向かい側に見える細い上り坂の道に入り、進むと道が二股に別れ、右側の上り坂に進みます。
これが旧巨福呂坂と呼ばれている古い道筋で、さらに進むと左側に鳥居がみえます。
ここが青梅聖天社です。
・旧巨福呂坂は、鶴岡八幡宮より北鎌倉の円応寺の前を経て、建長寺へと至る山の尾根を通りです。
現在、奥の方は私有地になっているため、通行できなくなっています。
ご本尊:双身歓喜天(南北朝時代の作とされる) 旅人を見守る双身の神様。
・『新編鎌倉志』によれば、「鎌倉の将軍が病気をして、青梅が食べたいと言ってここに実る青梅を食べたところ立ち所に治ってしまった」という事から「青梅聖天社」と呼ばれるようになったということです。
現在でも大きな梅の木が参道の階段沿いに植えられています。
・ご本尊の歓喜天とは、ちょっと珍しい神様です。
・像の頭をした男女が抱き合う双身の神様で、元はヒンズー教のガネーシャという神様に由来しています。
・歓喜天は非常に強い力を持つ秘仏とされてきたために、ご開帳しているお寺もほとんどありません。
・青梅聖天社の双身歓喜天は、現在は鎌倉国宝館に保管されているため、国宝館に行けばお目にかかる事が出来ます。
他の仏像とは全く違うので驚きす。
是非、ご覧ください。
・一般には夫婦和合の利益ありと説かれていますが、峠を往来する人々の安全を願って祀られたと考えられています。
八幡様の裏手、旧道沿いにあります。
民家の近くです。
古くから守られてきたお宮らしい落ち着いた佇まいを感じました。
名前 |
青梅聖天社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.1 |
八幡様のクルマの御祓所の対面の細い道を上る。
青梅がたわわに実っていた。
聖天様は双身歓喜天、勝軍地蔵は阿修羅道に落ちた闘いに明け暮れる武士を助ける、また愛宕山信仰とも関連しているらしい。
観光客はまず素通りしてしまうであろうが、幽玄の趣きのある異空間。