少し奥まったところにあるせいか東大寺や依水園の紅葉...
写真家 入江泰吉氏の戦後から亡くなる迄の終の棲家と言えば良いのか、閑静な佇まいです。
裏庭を流れる小川の対面は東大寺の領域と聞きました。
写真家ですが、日本画の心得も確かなものでアトリエも確とそのまま残っています。
こんな風情のある家で暮らした人の精神は、自分とはぜんぜんちがうのだろうな、と思います。
志賀直哉の家よりも自分の時代に重なっているからかリアリティが強いです。
蔵書の一部分が残っていて興味深い昭和の空間。
奈良の風物を多く撮られた写真家の旧居。
和室や茶室、書斎やアトリエ、暗室やお庭の散策もさせて頂けます。
東大寺別当や文豪、画家など高貴なご交友関係があり、皆さん客間などで来訪されているというので驚きです。
コロナ禍の中、偶然見つけて訪問しました、あまり存じ上げていなかったのですが、高校時代読んだ亀井勝一郎の「大和古寺風物詩」の写真を担当している方だったと思います。
写真も素晴らしいが文章から奈良の情景と風情を強く感じられた。
初めて訪問しました。
落ち着いた雰囲気で紅葉も綺麗でした🍁
正倉院展の帰りに通りかかったこのお家。
奈良を愛した写真家入江氏のお住まいが、トイレを除き、当時のまま保存されており、たった200円の拝観料で、係員の方が丁寧に案内して下さります。
その後は、自由にお部屋を拝見出来ます。
昭和の著名な方々も良く立ち寄ったと言うお話の通り、当時の豪華な顔ぶれの記念写真も飾られており、何とソファーにも座れます。
順和式のお部屋から見える自然豊かなお庭の眺めも素晴らしく、ゆったりとした気持ちになれました。
正倉院展のついでに訪れたんですが、こちらの方が当たりでした。
日本が誇る、偉大な写真家、入江泰吉さんの元お住まい。
一流の芸術家のこだわりか、華美さはなく、シンプルだが、大変センスの良い、居心地の良さを感じるお宅です。
本棚に、入江さんの写真集が置いてあり、閲覧ができます。
つい時を忘れて、古き良き大和路に、見入ってしまいました。
素晴らしい空間が広がっています 秋は紅葉がとても綺麗な庭に住んでおられた入江泰吉先生 携帯を無くした時に親切にしていただきありがとうございます。
この方の撮影された写真で奈良を知りました。
今は失われつつある古きよき時代の奈良のたたずまいを感じることのできる場所です。
住まいに主だった人の美意識の高さがうかがえます。
東大寺のにぎわいからそれており、かつてのこの界隈ののどかさが感じられてお勧めです。
静かで落ち着くところです喧騒から逃れてホッと出来ます受付の方が邸内を案内してくれます。
いや、素晴らしいお宅でした。
このようなお家に住めたら極楽です。
すぐそばを流れる川には蛍も来るんだとか。
自筆の掛け軸がかかる床の間。
志賀直哉や白須正子など当時の文化人が集い親交を深めたと言う応接間。
テーマごとに下調べを入念にしたという蔵書が並ぶ書斎。
油絵具や筆、木彫の作りかけのものなどが置かれた机。
愛犬の墓。
暗室。
大好きだったという椿。
どれもが一昔前の文化人のたしなみと住まい方を教えてくれる空間。
大和路を撮り続けた稀代の写真家の旧居元々地毛の人で大阪で写真館を経営していたが大阪大空襲で焼き出され地元に戻ってきた戦後この地で大和路や仏像を取り続けた志賀直哉や上司海雲などとここで交流したそうだ建物は平屋建てで庭には写真家らしく暗室がある入江節と呼ばれた撮影は被写体を目の前にして数時間見つめ続けその後に唯の一度だけシャッターを切る残された遺作は多く一度は目にした方も多いだろうモノクロにこだわって撮影していたが80年代からはカラー撮影を始める色彩をいかに落とすかに尽力したそうだ入場料は250円係員の方も親切でおススメの施設だ。
写真家の入江氏が実際に住んでいた居宅が公開されています。
戒壇院の近くで東大寺のお膝元といった感じでした。
入江氏の蔵本などがそのまま残っています。
これといってアミューズメント的な要素はありませんが、入江氏の写真に思い入れのある人なら満足でしょう。
窓からの景色はフェンスが見えて殺風景でした。
スタッフの方は親切です。
素敵な古民家と作品をユックリ眺めてホッコリできます。
入江さん、椿がお好きだったそうです。
東大寺戒壇堂に寄った帰り道に発見。
その時は建築中だったので公開されたら行こうと思っていました。
先日機会があり訪問。
ちょうど受付の女性が説明下さり、もともとお寺だったのを買い取ったそうで部屋の中には江戸時代に作られた部屋、茶室などが残っており後で増築された部屋などと比較して見るととても興味深いと思います。
明らかに天井の高さが異なります。
書斎にはたくさんの書籍があり明治生まれの写真家がどういう本を読んでいたのか関心があり撮って見ました。
思っていたより歴史書が多いと思いました。
離れに暗室が再現されています。
東大寺戒壇堂に寄った際にはオススメです。
この時期とても暑いのでエアコンが効いてて涼みがてら見れるのもうれしいです。
2016年秋に父から写真家・入江泰吉先生のことを聞き、早速この旧居にお邪魔させていただきました。
自分も奈良を愛するフォトウォーカーの端くれとして、奈良をより知るきっかけになればと訪問しました。
特に感銘深いものがあったのは、先生の書斎です。
実に歴史や土地の本がたくさん並べられ、大変勉強熱心であったと感じました。
そこへしばらく座って、どこか先生の声が聴こえてくるようで、旧居撮影の合間に静かに心を落ち着けることができました。
奈良が好き、写真をよく撮られている方なら一度は訪問されることをおすすめします。
新しい奈良の見方があるかもしれません。
すばらしい。
よく復元しましたね。
奈良を愛した写真家入江泰吉の旧家。
玄関、応接間、書斎、居間、寝室 そして庭園 … 日本家屋としては最高の家と思います。
離れが現像室となっています。
入り口の門の雨樋のデザイン。
土間ナシの玄関。
暗室に続く吉城川を取り込んだお庭の夥しい蝉の抜け殻。
スタッフさん。
全てよし。
名前 |
入江泰吉旧居 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0742-27-1689 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.2 |
少し奥まったところにあるせいか東大寺や依水園の紅葉が終わりかけなのにこちらはまだ見頃のようです。
昭和の香りが漂う落ち着いたところです。