縄文式土器とか弥生式土器が見れます。
弥生時代から人々が暮らしていた地域が、昭和初期に海軍の弾薬庫として接収され、戦後アメリカ軍が居留したことで、奇跡的に開発を免れて弥生~近代に至る日本人の生活の爪痕が同エリアで残存した考古学的にも民俗学的にも大変貴重な資料を有しています。
地味で狭い資料室ですが、展示内容は感慨深いものがあります。
この資料は県レベルで整備して多くの方々に認知してもらうべきだと思います。
池子は太古の時代には海辺だったのが不思議なくらい高台にある。
縄文時代から現代に至るまでの池子で発掘された遺物が展示されている。
それほど多く展示されている訳では無いが、縄文時代から現代まで途切れずに歴史が続いてきたことが感じられる。
地層の剥がし取り標本が素晴らしい。
作業風景の写真もあり地層好きとしては楽しめた。
三十分無料の駐車場がすぐ近くにある。
展示物は一室にまとめられており、駐車場無料の時間内で戻ってこれる。
施設自体も無料で入場可能。
英語のパンフレットがある。
ただし、それぞれの展示物全てには英語の解説はない。
小さい資料館。
今いる場所、池子近辺の時代別発掘物をみることができる。
あとは大きな地層の断片標本なども。
逗子の民話伝説の資料本なども面白かった。
職員さんは親切。
京急の踏切を渡って米軍ゲート前を直進した一番奥にある茶色の建物。
3階に逗子市教育委員会の無料展示室がある。
(9時~16時、月曜休館)。
米軍用住宅が建設された米軍池子弾薬庫跡地(旧海軍横須賀鎮守府・ 横須賀海軍工廠施設)で「弥生時代の河川遺構」が発見され、神奈川県立埋蔵文化財センターの発掘調査で、貴重な遺物が多数発掘された。
発掘調査は奈良・平安、古墳、弥生、縄文期に及び、展示室には、発掘された遺物が時代別に整理されて展示されている。
発掘場所、海岸線後退状況がわかるパネルや、丘陵部で発見されたシロウリガイ類化石の展示もあって、逗子市の古代史を知るには必見の展示館。
大量に発掘された遺物は分散保管され、ここで研究・整理が続けられているとの事。
名前 |
池子遺跡群資料館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
046-871-7006 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~16:00 [月] 定休日 |
関連サイト |
https://www.city.zushi.kanagawa.jp/shiminkatsudo/bunkazai/1004552/1004553.html |
評価 |
3.7 |
公園は広くて気持ち良いのですが、電車やバスを使ってまで行くほどではないかな。
遺跡群資料館は地味だけどわかり易く、展示品の質は県立博物館と比べても遜色なし。
考古好きな人は市外から足を運んでも良いかと思います。