通りから土塁の向こうに鳥居が見えます。
天満宮、だからなのか梅が4月には近くまでくるとそれと判るくらいに薫ります。
春先の嬉しい天神さんからの授かりものです。
そしてお城のさくらがあまりにも有名ですが、そのおかげか解りませんがここ弘前天満宮も古木から若い木までさくらが敷地いっぱいに咲き誇ります。
天神さんというと梅ですがここはさくらに囲まれることができる静かなお社です。
敷地はわりとあるのですがお社は小さめで、社務所も看板がないとそれとは解らないかもしれないくらいです。
また奥は児童公園にもなっているので子供の遊ぶ声もすることもありますが普段は穏やかな眺めの良いお社です。
公園市民会館出入口藤田庭園前の交差点から歩いても10分もかかりません。
信号3つ目ラグノオのお店交差点から入る土塁トンネル抜ける歩道が近くて便利。
4月トンネルあたりからしてくる梅の良い香りが私の楽しみなことです。
私は心がぱっと華やぎました。
藤田記念庭園から禅林街へつづく、通りから土塁の向こうに鳥居が見えます。
以前から気になっていて禅林街から行けるとわかり出かけてみました。
車を数台置くことができます。
天満宮自体はとっても立派です。
公園もあり、遊具もありますが、なんといってもしだれ桜と岩木山がとってもいいです。
元禄2年(1689)に植田村の橋雲寺に弘前藩4代藩主津軽信政の生母久祥院によって寄進されたのが創建の始まりとのこと。
有り難く、”弘前天満宮”の御朱印を頂きました。
こちらは「卯年の一代様」ということで、兎のスタンプが可愛らしいです。
ここの神主さんは、御朱印について少しは勉強したほうがいいですね。
神様と仏様を必ず区別しなければならない?(笑)高校生の歴史の教科書を借りたほうがいいですよ。
御朱印をいただいたら、同封の紙切れに「宮司の小言 SNS等にのせないでください」とありました。
宮司さんの意にそぐわないでしょうSNSにアップされた数々の写真をみていいなぁと思って参拝しに来た身としては、複雑な気分になりました。
御朱印は御札・御守と共に社務所で17時迄受け付けて下さいます。
コチラで初めて『神様の裏には失礼にあたるので記帳しない』と説明されました。
両面を使っていた私には、なるほど!と納得する一言でした。
その為、書き置きを頂いたのですが、それ(私が出した両面記帳の御朱印帳)には貼らないでね、と。
…………このまま保管、と言う事かな?と。
良く見ると挟紙にSNSにあげるのは御遠慮願います。
の一言。
照れ屋サンなんですね(*´ω`*)
弘前市西茂森1丁目〔天満宮〕に芭蕉句碑が建っている。
しはらくは花の上なる月夜かな はせを 天保14年(1843)に建立された碑。
春の夜は桜に明けてしまひけり これは寛政5年(1793)建立の碑。
もう1基「芭蕉翁」と刻んだ碑もあったらしいが、見逃してしまった。
弘前天満宮は、卯年一代守護神ということで、大きなうさぎの石像があります。
御祭神は、「菅原道眞朝臣命(すがわらのみちざねのあそみのみこと)」 「文殊菩薩」「少彦名神(スクナビコナ)」「若木神」「倉稲魂命」で、学業成就、諸願成就の神様です。
末社には、稲荷神社、若木神社があります。
境内には、句碑がずらりと並んで建てられています。
「大行院(だいこういん)のシダレザクラ」とも、「天満宮のシダレザクラ」とも呼ばれる、樹齢500年以上といわれる枝垂れ桜(青森県指定天然記念物)があり、春には見事な桜が見られます。
江戸時代から保護されてきており、大正期の「全国大桜番付」にも記載されたそうです。
御朱印やお守り、御札や絵馬は社務所で頂きますが、一般のお家のような目立たない作りです。
卯代一代様だけに、うさぎのお守りが多いです。
私が頂いた御朱印は、ピンク色の梅に、青緑色の卯のスタンプで、とてもカラフルで可愛いものでした♪御朱印のお代は決まっていないようですが、よそと同じ金額以上はお支払いしたいものです。
名前 |
弘前天満宮 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0172-32-5796 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/details.html?id=API00100004662 |
評価 |
3.9 |
2023年卯年の一代様を一足早く参拝鳥の鳴き声だけが聞こえる静かな雰囲気の中でお参りすることができました帰りにお守りを購入しましたが宮司さんのお話も面白く楽しい時間となりました。