「曽比村にひどい湿地があったので農民が土を盛ろうとすると、尊徳は湿地である原因を調べたうえで、それを禁じた。
「これは地下水が湧くからだ。
この湧水は、夏は冷水なので稲の発育を妨げ、冬は温水なので雑草が茂る。
この上に土を盛れば、湧水は隣接する田畑に流れて害を与える。
土を盛らずに、水を抜く溝を掘れ」こういって、長さ20間程の溝を掘って水を流した。
人々はこれを「報徳掘」と呼んだ。
竹松村にも湿田が有ったが、ここも排水が悪いので曽比村にならって400間ほどの排水溝を掘ると、見事な良田になった。
人々はこれを「冷水堀」と呼んだ」(PHP文庫「教養として知っておきたい二宮尊徳: 日本的成功哲学の本質は何か」より)
名前 |
小芝原報徳掘 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
尊徳先生も、今の補助金農業には、お怒りでしょうね、、(;´Д⊂)