わらじが新調され、綺麗になっています。
何年かに一度、新しい草鞋との架け替えの時の何も掲げてない風景が不思議です。
テレビの散歩番組で、加山雄三さんも訪れました。
一対(2枚)だったなんて、最近知りました。
住宅地を歩いていると突然現れるやたらと大きいわらじにビックリします。
また近くには道祖神や石塔も祀られています。
重さ約200キログラム、全長3.5m、幅1.5m
みなみやとの大わらじ。
横浜市の有形民俗文化財。
3年に1度作り替える(前回は2017/4月、次は2020/4月)。
お寺の門に吊るしてあるのではなく、道路から1歩入ったところに左右2枚重ねて吊るしてある。
休憩できるベンチあり。
大きいわらじです。
石碑が沢山ありそれぞれに物語があるのでしょうが、詳しくは分らないです。
僅かなスペースですが、ベンチとテーブルがあり寛げます。
大わらじのある道は鎌倉までの鎌倉道で東海道との交差もほど近く多くの人々が行き交っていました。
このため、下倉田村の人々が旅人のためにわらじを作ったものを大木にぶら下げて提供していたのを始まりに大わらじをかけて道中の安全をお祈りしているということのようです。
今でも下倉田町内の方々が集まって、数年に一度技術の伝承も兼ねて、大わらじの制作をして新しいものに架け替えています。
その制作風景の記録がタウンテレビでも紹介されました。
素晴らしい伝統文化であり、戸塚の誇りです。
写真は昔の戸塚から 大正時代に大わらじを取り換えているところです。
2日間で制作したそうです。
名前 |
南谷戸の大わらじ |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-866-8321 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.8 |
南谷戸の大草鞋【横浜市戸塚区】映画を見たあと、戸塚まで行ってみました。
説明板によると、この地に鎌倉時代より道祖神が祀られ、南谷戸村人は草履を献納して家内安全・無事息災で慶事に励めるよう祈念した、又お伊勢詣りや大山神社等への旅の安全を祈願した。
この鎌倉街道を往来する旅人はよき小憩の場として利用し、その草履を旅人や僧侶は履き替えて元気に旅立って行った。
いつの頃からか村民が総動員で大草鞋を作り住民と往来の人々の交通安泰を祈願して今日に及んでいる。
とありました。
また、地元のタウンニュースによれば、今年4月25日に4年振りに掛け替えられたそうです。
大わらじを奉納する風習は、地域の若手農家が米作りの副業としてわら加工を始めたことがきっかけ。
五穀豊穣や交通安全を願い、大正初期から110年に渡って受け継がれてきたとありました。
道切りのために設置されたのではないようですが、こうした民俗が大切に守り続けられていることは素晴らしい。
また、堅牢地神塔、庚申塔、道祖神も並んでいるので、興味のある方は是非どうぞ。