名前 |
熊野神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.7 |
境内は比較的広く鳥居や社殿群は旧郷社にふさわしい風格があります。
社叢もきれいです。
敷地内には県の重要文化財に指定されている梵鐘(明代1586年中国で製作、明治27・28年渡来)がありました。
本殿玉垣内の朱色の社殿は南(向かって左)から神明神社・天神神社・熊野神社本殿・八幡神社・春日神社とのこと。
他に境内社として稲荷神社・山神神社・津島神社も鎮座しています。
古い灯籠がいくつも残されていたので確認できた紀年銘を記しておきます。
境内入口左の石灯籠に「文化五(1808)年」、右の石灯籠に「辰七月吉日」の銘が、拝殿前の石灯籠(一対)に「明和六己丑(1769)年」の銘が、本殿前の石灯籠(一対)に「延宝四(1676)年丙辰七月十八日」の銘が、本殿玉垣内右端の石灯籠に「安永二巳(1773)年十二月吉日」の銘が、左端の石灯籠に「天明五乙巳(1785)」の銘が刻まれていました。
延宝期の灯籠は初見で、「延宝四」の「四」は「にすい」に旁が「人」の字が当てられていました。
なお、梵鐘には明の元号「万暦」が陰刻されているようです(参詣後に知ったため未確認)。