三重塔や二天大王・十二神将など見どころ。
紅葉の綺麗な国宝の三重塔。
西明寺(国宝)の歴史のこと仏さまのことお住職が丁寧にご説明してくれます。
ご自身の比叡山での修行の数々の3年間のお話 びっくりすることも楽しく聞き入ってしまいました。
皆さんも1度お参り下さい(^○^)
この塔なんです!できてから700年近くが経っていますがとても美しい!みなさんもっと見て!
国宝の三重塔です。
2020.11.27 訪問本堂の右手に位置する基壇の上に、高さ23.7メートルの三重塔がそびえてます。
本堂と同様に純和様で建てられいる建築ですが、時代は本堂よりやや下った鎌倉時代後期の建築である。
建材は全て檜であり、屋根も檜皮で葺かれている。
初層は二層目、三層目に比べてやや高く、周囲には高欄の無い縁を回している。
中央間は板唐戸で、脇間は連子窓。
中備えの間斗束は、初層には三間全てに入っているが、二層には中央間のみで、三層には無い。
また初重内部はその一面に渡り、巨勢(こせ)派の絵師によって、極楽浄土の仏画や文様が色鮮やかに描かれています。
鎌倉時代のものでこれほど状態の良い壁画は他に無く、非常に貴重である。
国宝に指定されています。
国宝の三重塔。
総ひのきの建物です。
大日如来が三重塔の御本尊です。
令和元年8月31日参拝。
西明寺では、まず、三重塔を見てほしいと思います。
この塔は鎌倉時代の建立で、国宝に指定されています。
屋根は檜皮葺。
軒反りも美しく、いかにも中世の三重塔らしい落ち着いた雰囲気があります。
この塔の軒先も「二重軒付」なっています。
三重塔の内部も素晴らしいものです。
心柱は初重の天井から上に伸びていて、初重内部の空間を広く取り、四天柱の中央には大日如来を安置しています。
四天柱というのは、外部から見える柱とは別に、内部に建てた四本の柱のことです。
この四天柱や板壁に描かれた菩薩像などの絵や紋様は実に見事です。
柱も壁もほとんど塗り尽くされていると言っていい状態なのです。
彩色の状態もいい。
初めて見た時は度肝を抜かれました。
まさに凄いとしか言いようがない。
こういう彩色は長い年月の間に剥落してしまっていることも少なくないのに、これほどいい状態が保たれているのは非常に珍しいのです。
それに加えて、彩色そのものも見事と言うしかない。
当時の人たちの仏教にかける思いがどれほど強いものだったか。
この彩色からも、それが伝わってくるような気さえしてくるのです。
伝統的な木造建築とか古寺とか聞くと、つい、木肌の味わいをそのまま生かした建物を想像してしまいがちですが、実は、建立当初は木肌の上に彩色が施されていた例も多いのです。
しかし、それが長い年月の間に色あせ、剥げ落ちて、木肌が剥き出しとなり、風化も進むと、新たな味わいが生まれるわけです。
そして、むしろ、木肌がそのまま現われた姿が私たちに深い思いを呼び起こすというわけです。
それが伝統的な木造建築ならではの良さだと思うのです。
年月さえも、その魅力に変えてしまう。
これは凄いことです。
そして、故西岡常一棟梁が残した言葉を思い出してしまいます。
正確ではないかもしれませんが、「千年たった木を使えば、千年もつ」という言葉です。
木の生命がそのまま建物の生命になるというわけです。
それだけ長い生命を保つ素材だからこそ、年月さえも魅力に変えてしまうという凄いことができるわけです。
西明寺三重塔は、高さ23.7mで様式上鎌倉時代後期の建立とみなされているそうです。
初重内部は四天柱内を須弥壇に作り、本尊大日如来を安置しています。
須弥壇と床板を除く全面に、菩薩像・仏具・花鳥文・法華経変相図が極彩飾で描かれています。
内部は特別公開の際に2度拝観したことがあります。
名前 |
西明寺 三重塔 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0749-38-4008 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 8:00~16:30 |
関連サイト | |
評価 |
4.3 |
三重塔や二天大王・十二神将など見どころ。