坂本六地蔵のひとつ、早尾地蔵尊です。
延暦寺から本坂を下った石段脇にある早尾地蔵は最澄ご自作の石地蔵と伝わり、西教寺を開山した真盛上人が生まれた年に一度、姿を消し、上人入寂後に再び姿を現したという伝承から「陰坊(かくれんぼう)地蔵」と呼ばれ、お堂のそばに石柱が立っている。
灯りが点いていて、きれいにお世話された六角堂のなかにお地蔵さんがいらっしゃる。
立派なお堂に納められた石のお地蔵さんは、野にある石仏の素朴さとは違った素朴さがあり、地元に大切にされてきたことがわかる。
いつ前を通っても必ずお線香があげられお灯明が灯っている。
地元の人から大切にされているのがわかる。
伝教大師御自刻、真盛上人の前世にしてまたこのお地蔵様に戻った、という伝説があるらしい。
よくわからないのが堂前の石柱に「かくれんぼう地蔵」と刻んであったが、そのいわれは説明板にもなくネットでも見つけられなかった。
お地蔵様が子供とかくれんぼうをして遊んでくれた、とかのはなしがあるのだろうか。
名前 |
早尾地蔵尊 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
日吉大社の鳥居をくぐり直ぐ左手に素敵な佇まいの地蔵尊が鎮座されてます。