境内には小町の名を冠した文物が多く残る。
令和二年 7月26日 京都梅雨の旅小野小町化粧井戸小野小町が使っていた井戸⁉️
小野小町屋敷跡に残る井戸。
小町が朝夕この水で粧いをこらしたそうです。
小野梅園の南を桜並木を西に行った奥に化粧井戸があります。
ちょっと分かりにくいですが行ってみてください。
随心院は小野小町ゆかりの寺として知られ、境内には小町の名を冠した文物が多く残る。
恋文を埋めたとされる文塚、深草少将百夜通いゆかりのカヤの木などがあり、境内南西端に残る古風な井戸にも名前がついている。
「小町化粧井戸」というその井戸は絶世の美女・小町が用いたとされるもので、変わった形をしている。
水面へ降りる道が付いているところなどは「まいまい井戸」にも似る。
また、井戸の近くには「化粧橋」という涸れ川に架かる橋が残っているが、位置からしてこの井戸からの水を流したもののようである。
今となっては水脈を辿るのも容易ではないが、残された井戸に上古の人々の暮らしを思ってみる。
随心院庫裏前では石に描かれた十二単の御馴染みの小町像を見たが、伝えられる小町の活動年代だと衣装は「百人一首のお姫様」ではなく奈良期のものに近かったのではないかと思う。
現在は井戸として使われていないようだが、歌人、美人として有名な小野小町がここで水を汲んでいたことを想像するのは感慨深いものがある。
薬医門の南西にある小野小町邸宅跡に残る井戸で、小町が朝夕この水で化粧をしたといわれ「小野小町化粧井戸」の石標が立っている。
真実は定かではないが、随心院付近は小野氏の地元。
小野小町が使ったとされる井戸だそうな。
名前 |
小野小町 化粧井戸 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト |
https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/ya013.html |
評価 |
3.9 |
小野小町が化粧をしたという井戸。
当時から枯れないままなんだろうか。