御祭神 素盞嗚尊境内社 稲荷神社由緒下妻郡松谷の村は風光明媚で、古来から神に対する崇敬の念が篤い地域です。
初め下組「諏訪神社」及び「荒魂神社」、上組「諏訪神社」、高日向「榛名神社」、中組「神明宮」、大平組「愛宕神社」及び「沼神明宮」が鎮座していましたが、明治三十九年(1906)の神社合祀令の官布により、翌年九月各社を下組「荒魂神社」に合祀し、社殿を改築、社域を整備し、社名を「松谷神社」と改称しました。
大正四年(1915)八月、村社に列格し神饌幣帛料供進神社となりました。
(境内「合祀記念碑」より)吾妻町指定重要無形民俗文化財「松谷ささら師子舞い」松谷神社の神楽の奉納は古く嘉永五年(1852)という記録があります。
現在演じられている神楽は明治十五年(1882)武蔵の国御獄神社の神楽が伝えられたもので、現在に至るまで氏子が大切に伝承しています。
又、獅子舞は「師子舞」と書き、天和二年(1682)より春秋の例祭で奉納されています。
地面で舞われることなく、神社境内の「神楽殿」で舞われるため「御殿獅子」とも言われ、地区内の行道も行わず、白足袋を履いています。
三人の「ささら」(子獅子)が摺簓を持って舞います。
昭和三十四年(1959)群馬県郷土芸能無形文化財の県代表として選抜され、明治神宮、靖国神社の社前に奉納しました。
ささら師子舞は民俗芸能としての優秀性・評価が高く、これまで地域の代表としてたびたび大きな催しで奉納されてきました。
昭和二十九年(1954)吾妻郡代表として護国神社に奉納昭和三十四年(1959)群馬県代表として靖国神社・明治神宮等に奉納昭和四十一年(1966)第十五回青年大会郷土芸能の部において優秀賞昭和四十七年(1972)吾妻町指定重要無形文化財となる平成七年(1995)伊勢神宮遷宮芸能奉賛記念行事にて奉納(ブログ「樹の声が聞こえる」より)ワンポイントですが、境内は数段の石段を下った先という珍しい配置です。
あと、拝殿目貫彫刻の三匹の龍は間近で見れることもあり、物凄い迫力があります。
名前 |
松谷神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
桜が咲いていました。
近くに、駐車場あります。