2019年秋、鞍馬寺お参りしました。
與謝野晶子先生のお弟子さんたちが先生にプレゼントした書斎です。
(曳家)小ぢんまりとしていて風情があります。
この部屋で執筆していたのかなぁと思わず感慨深くなってしまいました。
「何となく君にまたるるここちしていでし花野の夕月夜かな」與謝野晶子「遮那王が背比べ石を山に見てわがこころなほ明日を待つかな」與謝野寛(鉄幹)
歌人 与謝野晶子の東京荻窪にあった昭和5年に建てられた書斎で 晶子の弟子により昭和51年にコノ場所に移築されたと 説明にありました 建物は平屋の簡素なモノではありますが 昭和初期の日本建築技術の高さや 生活機能性や 建物の美しさを見ることが出来ましたまたこの様な場所で 文壇偉人に由縁のある物との 思わぬ出会いに喜び驚きました。
名前 |
冬柏亭 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
2019年秋、鞍馬寺お参りしました。
与謝野晶子の五十の賀のお祝いとして、弟子達から贈られたという書斎。
1976年にここに移築されたそう。
簡単に移築といってもこんなに登りも険しい山の中にどうやって運んで建てたのか・・この書斎から素晴らしい作品が生まれたことや移築された経緯などいろいろなことに想いを馳せる場所でした。
奥の院へ急ぐと見逃してしまいそうですが、時間があれば足を止めてみていただきたいところ。
こじんまりして素敵な空間でした。