街中〜靭公園公園内にあります!
靱海産物市場跡[ざこば] / / .
靱公園のテニスコートの角にひっそりある石碑。
江戸時代にこの地が干物市場だった痕跡を示す。
かつては浜と水路があったとは想像もできない。
水路や浜のおかげで取引が盛んになったそう。
お地蔵さんと神社もある一角。
大阪市の歴史を語る小さなモニュメントがあります。
戦争に伴う中央市場の整備で、この辺りにあった海産物問屋さんは、みなさん移転し、最後は大阪大空襲で跡形もなく焼き尽くされてしまいました。
HKの、けったいな人々、というドラマの舞台になった乾物問屋さんも、ここにあった作者の実家がモデルだそうです。
目を閉じると、往時の賑わいと喧騒が聞こえて来る、かもしれまへん。
江戸時代、この地には、干物(ひもの)や塩魚(しおざかな)、鰹節(かつおぶし)など、生魚以外の海産物を売り買いする市場がありました。
豊臣時代には、海産物の市場はひとつで、今の北浜のあたりにありましたが、江戸時代のはじめ、元和四年(一六一八)には、生魚と、干物などを扱う市場に分かれて、生魚の市場が本町のあたりに移りました。
元和八年(一六二二)には、干物などを扱う市場も、ここ靭の地に移ってきました。
寛永元年(一六二四)には、海部掘川(かいふほりかわ)という水路が開かれました。
その時に人工的につくられた永代浜(えいたいはま)が、荷あげ用の岸として使われるようになると、取引の量も増えて市場も広がり、江戸時代を通して栄えました。
名前 |
靱海産物市場跡[ざこば] |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.3 |
昔々、ここに海産物市場があった.......いまは絵図を見ながら想像を巡らすだけ。