両親を偲び回向して冥福を祈った地。
日蓮聖人思親の地(象の鼻)。
文永六年(1269)、甲州遊化富士山埋経の後、箱根路を経て帰倉する際、湯本を過ぎ小田原に入る手前の富士山(小田原市板橋字富士山三六三番地)の象鼻に似た巨石の上に立ち、相模灘の彼方の房州を望み、御両親の菩提を弔われ、石の宝塔を建てられたと伝えられています。
現在、この地にあった象鼻山御塔妙福寺は廃寺となっており、大正の初めに浄水山蓮生寺と合寺して象鼻山御塔生福寺となって現在に至っています。
日蓮聖人はここ象ケ鼻で、衆生を苦しめる病を消滅させるべく祈願し、法塔を立て、お曼荼羅本尊を書かれ、石仏を刻されたそうです。
鳥居をくぐり坂道を上って右側の遥拝所は目の前に山と川が広がり快晴の日は絶景です左側の頂上を目指すと一般公開してないであろう参拝所があります。
名前 |
象ケ鼻 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.8 |
日蓮上人が巨石象ケ鼻に上って故郷の房総を望み、両親を偲び回向して冥福を祈った地。