富田林市板東持のすみが丘と言う住宅地の中にある墓地...
うちの墓地にあります。
すぐ西隣の道路が今から45年程前に6年間通った小学校の通学路。
当時は不思議な石塔があるには知ってたが、700年近く前の物と初めて知りました。
富田林市板東持のすみが丘と言う住宅地の中にある墓地にそぴえている。
高さは3メートル位で鎌倉時代に造られたそうで、京都の宇治や奈良等にも存在している。
又、詳しいを知りたければインターネットで調べると詳しく書いてある。
文保13年鎌倉時代の史跡。
富田林市東板持町の「須美ケ丘住宅」(住所表記で無く住宅名)の、通称「北須美ケ丘」に位置する村の墓地に存在する。
非常にわかりにくい場所なので、どうしても行きたい方は、富田林駅から、親切丁寧な「第一交通」のタクシー乗務員さんに、「須美ケ丘のお墓」と伝えれば、行って下さいます。
ただ、埋没部があるので、理解した上行って下さい。
米軍が狙っていた史跡で、わざと埋没させたのか、年々埋没して行ったかは不明ですが。
東板持の墓地の中にある十三重の石塔です。
高さ4m以上ある花崗岩製のこの塔の土台は半ば地面に埋没していますが、銘文から文保3(1319)年と読めるので、鎌倉時代に造られたと考えられています。
塔の心柱が金で出来ていると言う言い伝えや、戦後に米軍がアメリカに持ち帰ろうとした等という逸話も残されています。
戦前に重要美術品に指定され、市の文化財としてもホームページ等に記載されてますが周辺にあまり案内板等が見当たらず少しわかり辛いです。
名前 |
板持十三重塔 |
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ジャンル |
|
電話番号 |
0721-25-1000 |
住所 |
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評価 |
3.1 |
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塔のすぐ右手に、おそらく教育委員会が設置したと思しき説明があり、それを読むと、大正年間に発行された郷土史に「塔の芯に黄金を使こてるみたいでっせ」と書かれてみたり、「公民館建ててやっからよ、それと引き換えに、これをアメリカに持って帰らせろ」と進駐軍にムチャを言われたり、色々あったとのことで、「数奇な生立ち」のミステリアスな仏塔です。
1319年建立、今から700年前のもので、楠木正成の活躍する少し前にあたり、楠公の後ろ盾となっていた有力者がたてたのではないか、とのこと。
塔自体はあまり大きくは無いのですが、少し華奢に見えるため、今までよく壊れなかったもの、と感心しています。