菊石姫も乳母も何も悪くないのに。
大好きです(原文)Me encanta
車道沿いです。
周りはちょっと暗いです。
菊石姫も乳母も何も悪くないのに。
自分が菊石姫の立場だったら、乳母以外全員に復讐すると思うのに、優しい姫で良かった。
はるか昔の伝説の石・・。
大きな石が祀られ、説明も書かれているが、かなり傷みが出ていて読みにくく、どんな伝説だったのか、詳しくは分からず。
遥か昔に日照りが続き、それに人々が困っていたら庄屋の娘が人身供養に大蛇になり、、、みたいな話だったと思う。
その蛇の目玉石というが、真相は・・。
ちょうど、県道が細くなる箇所にあり、車を止めるスペースはなく、見るならバイク、自転車、徒歩しかない。
そこまでして、見るものであるかどうかは、個人の判断におまかせする。
名前 |
菊石姫と蛇の目玉石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
哀しい謂れの有る目玉石。
桐畑太夫という都からの落人が住んでいた。
弘仁二(812)年 の春の終わり、 菊石姫という一人娘が生まれた。
しかしこの娘は7~8歳になると、次第に蛇の姿になっていった。
太夫は家に置けぬと、納屋に幽閉してしまった。
それを憐れんだ下女は、自分の 食べ物を持って行った。
18歳になった頃、菊石姫は納屋にもおれぬと、余呉湖に入って行ったが、その折に世話になったお礼にと下女に片目を引き抜いて渡した。
この目玉は万病に効いたり願いが叶う、という噂が殿様の耳に入り、その片目だけで なくもう片方 も差し出すように、下女を責めた。
下女は余呉湖で菊石姫を呼び事情を話し、もう片方の目玉も譲り受けた。
菊石姫が目玉を投げた時に石に当たり痕が付いた。
それが 目玉石である。
それ以来、菊石姫が盲目となり、晴天の日でも余呉湖は底が見えなくなった。
両方の目を失った菊石姫は、盲目となって時を知ることもできなくなったから湖水の四方にお堂を 建てて 時を知らせる鐘をついて欲しい、と下女を通じて太夫に頼んだ。
太夫は菊石姫を案じ、お堂を建て鐘をつかせた。