御祭神は菅原道真公です。
名前 |
天満神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
関連サイト |
https://kagawakenjinjacho.or.jp/shrine/%E5%A4%A9%E6%BA%80%E7%A5%9E%E7%A4%BE-11/ |
評価 |
4.0 |
御祭神は菅原道真公です。
三豊市山本町財田大野の宗運寺の丘の頂付近に祀られています天満神社です。
「西讃府志」には大野と云う名称は菅公の名付けたり、当時の大野は十九軒ばかりにて・・・と記されており菅原道真公と深い関係があったので創建は平安時代中期以降と推測出来ます。
現に財田西字前山下に「岩神社」があり、現在は本殿と5アールの境内を有する天満神社の境外末社に成っているが古代からの巨石信仰として「山の神」と称して豊作祈願し農業神を祝い祀った所で有ります。
「西讃府志」に「岩神祠、上村にあり石あり菅公影向の石として上に駒の蹄あり」と記されており、菅原道真公が国内巡行の折に参詣したものと思われる。
当宮はこの岩神が前身で平安中期以降、天神信仰の流布と共に天神社を併せ奉祀し中世に山頂に移転したと考えられます。
隣接する宗運寺の由来と同寺を中興した山下家によると藤原氏の後裔、山下市右衛門尉盛勝の家督を継いだ山下盛久が隠居し宗運と称し、土佐より当山に居宅を構え、その守護神として慶長十一年(1606年)に当天満宮を再建したと有ります。
また元和年間に生駒壱岐守が社殿を再建と有ります。
主な建物は本殿、拝殿、神輿庫、社務所等です。
宝物は書(元和六年、生駒熊丸筆)棟札二点、扁額(承応四年)が有ります。
また江戸時代には馬、牛の市が立ち大変賑わったそうです。
境内は大変広く綺麗に履き清められており厳かな空気の流れている場所です。
また旧山本町時代に遊歩道も整備され軽い運動がてらの散歩も良いですよ。