仙台ゆかりの魯迅の胸像と碑が有ります。
魯迅は旧世代の儒教精神を否定し、科学的精神をもって中国の思想をつくりかえようとした。
結果的に革命が起こり、新中国(中国共産党)が誕生し新たな時代を迎えたわけだが、現在の中国は魯迅が目指していたものなのか。
実は魯迅が否定したかった世界だったのではと思う。
当時の中華民国の小説家、思想家、本名は周樹人で仙台市ゆかりの人物です。
明治37年(西暦1904年)に仙台医学専門学校の最初の中国人留学生として入学し、明治39年(西暦1906年)3月まで仙台市に滞在したそうです。
仙台市博物館敷地内の「魯迅の碑」は1960年設置、「魯迅像」は2001年設置されたものです。
中国近代化の父、魯迅先生の胸像。
こんな地味な場所ではなくて、もう少し陽のあたる場所が良いと思う反面、この場所で良いと思うところもある。
かって魯迅先生は、文学を通じて故国の近代化を唱えた。
その想いが今、彼の国の何処にあるのか。
今の彼の国は、果たしてあの時、魯迅が想い描いた姿になっているのか。
この魯迅之像が見つめる先に何があるのか。
『もともと地上に道はない。
歩く人が多くなれば、それが道になるのだ』(「故郷」魯迅作 より)
名前 |
魯迅の像 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト |
http://www.city.sendai.jp/koryu/foreignlanguage/cn/sendai/rojin.html |
評価 |
4.3 |
現在は仙台市博物館が改修工事のためにあまり人は来ないが、政宗様の胸像や林子平のレリーフ等々、見るところがいっぱいある場所です。