名前 |
千体仏 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.0 |
仙台の古名を「千代」といいます。
そのいわれは諸説ありますが、有力な説として新寺にある千体仏(せんたいぶつ)からというものがあります。
国分氏が千体から永代に続くようにと千代と漢字をあてたといわれています。
それを伊達政宗が中国・唐の時代の詩人韓コウ(広羽)の漢詩「同題仙遊観」の中の「仙臺初見五城楼」を引用して仙人の住む場所をいみする「仙臺(仙台)」と改名したといわれています。
ここにある仏像がその由来です。
伊達政宗が地名にちなんだ歌を残しています。
伊達政宗が若い日に、米沢に追いやった母を、、年を経て老いた母を米沢から仙台に迎えたときに作った歌とされています。
語中にあるたらちねは垂乳根で母にかかる枕詞で、そは苦竹にある銀杏の木からといわれています。
◆年月久しうへだたりける母にあいて(伊達政宗) あいあいて 心のほどや たらちねの ゆくすえひさし千歳ふるとも◆母の返し(義姫:伊達政宗の母) 双葉より 植えし小松の こだかくも 枝をかさねていく千代のやど一年後、義姫は他界されます。