青森市内重臣に静かで広々とした清潔な神社です。
芭蕉翁句碑。
うとう沼の畔にあります。
碑文には、名月や 鶴脛高き 遠干潟(めいげつや つるはぎたかき とおひがた)と詠まれています。
松尾芭蕉といえば「奥の細道」ですよね。
奥の細道は、東北や北陸の名所を訪れ、俳句を詠みながら旅をした紀行文(旅行記)。
この旅は、弟子の河合曾良(かわいそら)と江戸を出発し、総距離2,400キロ、約150日かけて東北、北陸を巡るという行程でした。
有名な「夏草や兵どもが夢のあと」や「閑さや岩にしみ入る蝉の声」もこの時期に詠まれたものです。
旅の中で、芭蕉は、岩手の平泉を見た後、青森方面には来ないで、引き返してしまいました。
同行していた弟子の曾良が病弱な芭蕉の身体を思い、それ以上北に行くことを引きとめたのだそうです。
奥の細道の紀行が終わった翌年、芭蕉は、青森の外が浜から北海道を見たかった。
と記しています。
芭蕉が青森の地に足を延ばしてしていたら、どんな素晴らしい名句を読んでいたのでしょうね。
誰かを称えるための神社であり、青森市内重臣に静かで広々とした清潔な神社です。
(原文)누군가를 기리기위한 신사이며, 아오모리 시내 중신에 조용하고 넓은 정갈한 신사입니다.
名前 |
芭蕉句碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.4 |
芭蕉翁のこの句と善知鳥神社とは直接的な繋がりはないようで、単に芭蕉生誕300年を記念して建てたもののみたいです。