名前 |
橘山 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.1 |
この山の謂われは古代に遡ります。
日本武尊(やまとたけるのみこと)は、父である景行天皇の命により、九州の熊襲を征伐したあと、海路を東国に向かいました。
今度は蝦夷を征討するためです。
途中、浦賀水道で暴風雨に遭い、舟が沈みそうになりました。
そのとき、妃の弟橘姫(おとたちばなひめ)は、夫に向かい「どうか立派に使命を果たして下さい」と言い残して、荒れ狂う海に身を投じました。
みずから竜神の犠牲となって、夫の身を守ったのです。
姫が海に入ると、波は穏やかになり、無事に航海を続けることができました。
その後、尊は東国を平定し、陸路で帰還しました。
碓氷峠から信濃を経て、尾張に入りましたが、途中この山の頂上で休息したおり、弟橘姫の冥福を祈って追慕したと伝えられています。
そんな言い伝えから橘山と名づけられ、北側を北橘、南側を南橘と呼び習わすようになったそうです(*^^*)