名前 |
サルブチ滝 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
川津側から県道189号線を登り、郷師山(ごじやま)登山口を過ぎて最初のヘアピンカーブのところ(道路距離マークはNo.23)からガードレール脇を抜けて滝を目指します。
昨日(18/5/11)、下調べに来ていたので今日はそれなりの準備をして来ました。
昨日分かったことは、1) アクセス道はない。
(コース目印のリボンやテープマークはない)2) 人の踏み跡はあまり見当たらない。
3) 足元はザレ(沢に近いところはガレ)。
4) 入って左手の沢に下り、沢沿いを登るのは「滑床状のかなり長い滝」があって難しい。
5) 地元では「ハメ又はハミ」と言うマムシに出会いそう。
そこで、今日は豚皮の手袋、長靴、剪定鋏、20mx8φザイル持参で行きました。
入って、「正面を上にして・右手方向」を意識しながら沢に平行に登ってゆきます。
10mも進んだところでさっそく突き出した右手の先にヘビ。
青大将ではないものの頭の形からマムシではなく、色は青みがかっていてヤマカガシでもないようなので、そっと追いやりひたすら登ります。
暫らく、登ってゆくと垂直の崖を流れ落ちる「小滝」に突き当たります。
ここから落水の音を頼りに崖に沿って平行に左手に進むと「サルブチ滝」の滝つぼ側に到着します。
落差は15mくらいで、柱状節理を落下する幅広の滝です。
足元には製作途中で放置されたとみられる「ホロソ石」や切り出されたかと思える同等サイズの大石がゴロゴロしています。
滝はここ暫らく好天が続いたので水量は少ないですがあちこちの岩の裂け目から水がしたたり落ちとても涼しく感じます。
帰りは最初の小滝の方に戻って少し下ったところから左手方向(南東)に登ってゆくと城山から郷師山方向に伸びている「第2車道(土塁)」に出ます。
土塁を城山方向に登ってゆくとやがて沢筋に至り、出合い点から30mほど沢を下ったところに滝の落下口があります。
出合い点から県道189号線(道路距離マークNo.16)にはすぐ抜けられます。
サルブチ滝は同じ城山にある不動の滝のようにはまだ知られていないので手付かずの自然と新鮮さが残っています。
これからも汚さず大切にしていきたいものです。