秋田市保戸野金砂町に鎮座する金砂神社です。
御祭神は大物主大神、大山咋大神 、天照皇大神、五十猛大神、高龗神、嬥桜姫神。
創建は大同元年(806)茨城県久慈郡金砂郷村の金砂神社からの勧請で、現在地に移転したのは宝永7年(1710)と伝えられます。
おじさん(?)が境内の剪定をしてくれていました。
大きな切り株があって驚き。
住宅街の中にあり、穏やかな気分になりました。
名前 |
金砂神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
018-845-0333 |
住所 |
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関連サイト |
http://akita-jinjacho.sakura.ne.jp/tatsujin_etc/kennsaku/akita/029_kanasa.html |
評価 |
3.0 |
Nov'24.2020 参拝並びに画像撮影。
境内入り口にあった立て看板から、相当な構造物を想定したが…やや拍子抜けした。
流造、銅板葺の本殿は風格が出ていて、見に来た甲斐があった。
風害による倒壊被害を嫌ったのか、御神木は高かったであろう樹木の大半が伐採された様だ。
その材を加工して椅子、ベンチなどに流用している。
金砂は「かなさ」と呼び、常陸佐竹氏の本拠地常陸太田市の北部「金砂郷」の地名で、伊達氏などとの抗争の際には要衝として、南側のからの北条氏などな敵からは後詰め、転身先になる重要な地域。
今では現地の人は「日本一の蕎麦産地」と信じている、いやホント美味しいんで、「金砂郷蕎麦」。
以下転載。
慶長7年に佐竹義宣公の秋田転封と同時に、常陸国(茨城県)以来守護神として崇敬した金砂権現を、父義重の居城である六郷城内に勧請し、翌々年久保田城築城と共に寺町に遷座し、その106年後の宝永7年に現在地に移転され寺領100石を与えられた。
祭典には、和洋裁のお守りとしてお針を頒布又美容の神として崇敬され、紅、おしろいの頒布あり、若い娘の参拝多く、嫁えらびの祭典として著吊であった。
後、旭川村原ノ町神明社、寺町九頭竜社を合併、現在に至る。