歩道も狭いが、でも鉄道マニアには一目置かれるトンネ...
比与宇(ひよう)トンネル神奈川県横須賀市田浦港町1407-6帝国海軍 横須賀鎮守府 遺構の一つ比与宇トンネルの構造は列車軌道と自動車道としての機能共存していた珍しい鉄道トンネルなだけでなく、スイッチバックする場所としての目的で建造されたと言うのはデマ。
海上自衛隊横須賀警備隊方面へ行きバックして軍需部長浦倉庫(現在の海上自衛隊 横須賀比与宇弾薬整備補給所一帯)への物資輸送する様に成る以前は比与宇トンネルを通過して1周回れる構造に新井掘割水路側にも線路が敷かれていた。
現在は廃線に成っている田浦駅2番線軌道の更に外側に在った引込線から同じく横須賀鎮守府遺構の七釜(しっかま)トンネルの内昭和に建造されたトンネルを抜けて来た鉄道が更に現在の曙機械の入口の前に切替ポイントで海上自衛隊比与宇庁隊舎方面と比与宇トンネルを抜け海上自衛隊横須賀警備隊方面へ通る軌道への分岐点が有った。
特に比与宇トンネルでスイッチバックする様に成ったのは帝国海軍の測量図で確認出来る限り昭和の話し。
1980年代まで比与宇地区には複雑に且つ多くの線路が基地に巡らされていたが、昭和時代には未だ旧廃線軌道の再利用の予定が有ったか経済産業省へ返還されてから再利用計画が無かった為か、そのまま線路が残されていたが平成末期から順次解体が進み一部を残すのみに成っている。
参考までに比与宇トンネル前の旧切替ポイントのGoogle map衛星写真を利用した俯瞰画像も添付する。
昔は鉄道のトンネルだったので、道路としては狭い。
LED照明があるので真っ暗ではない。
中に弾薬庫へ繋がる通路の跡があるが塞がれている。
昔の田浦駅からの貨物線の引込線のトンネルです。
トンネル内の待避所が塞がれています。
でもこうして車のトンネルとして残してくれて尚且つ利用してくれるだけでも有難いですね。
近くには廃線あどのレールがまだありますので廃線マニアには嬉しい限りですね。
とくにクロスした線路は一見の価値があります。
2000年頃までは、ここに引き込み線があった。
少し手前の道路には、その引き込み線同士が垂直に交わる線路があり、非常に珍しいとのこと。
トンネル内で自転車が線路跡の轍にハンドルを取られ、運悪くトラックにはねられ亡くなったという話を聞いたことがある。
趣があるトンネル。
スタンドバイミー気分で散策が楽しかったです。
道幅が狭く、歩道も狭いが、でも鉄道マニアには一目置かれるトンネル。
歴史の有るトンネルです。
現JR田浦駅から分岐していた軍用貨物線のトンネル単なるトンネルでは無く、この中で軍需品の荷下ろし等が行われた当時はトンネル内の壕口から周辺に張り巡らされた地下壕に荷物が運び込まれたと思われる。
既に塞がれてしまっているが、壕口の跡はまだ残っている。
ひようトンネル。
JR田浦駅から軍事用の引き込み線が通っていたトンネル。
名前 |
比与宇トンネル |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2744/walk_taura/b10087.html |
評価 |
3.6 |
30年前に来た時はトンネル内に線路が入っていました。