名前 |
下赤工常泉庵跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
現在の高麗坂東三十三観音霊場札所第十九番は飯能市落合316にある西光寺となりますが、江戸の昔はこの地に立つ下赤工常泉庵が札所でした。
いまだは地蔵菩薩と如意輪観音が安置されているお堂と巡礼道標しか残されておりません。
新編武蔵風土記稿によると下赤工村常泉庵は曹洞宗、同郡原市場村西光寺末庵であり、本尊として阿弥陀様がお詣りされていたそうです。
お堂の横に建つ巡礼道標には『是より原市場□□□□大沢山高麗郡第十九番常泉庵山川□□□ 施主 西村□□□ 本橋□□□ 當村」とありました。
常泉庵の山号は大沢山であることが読み取れます。