遠くからでも目立っており迫力を感じます。
周辺の海岸や防波堤などから見える岩。
ブラタモリで紹介されていた網走港のシンボル。
海中から何かのスイッチのようにそそり立つ様は実に印象的。
あいにく訪問時には嵐であり、荒波に呑まれるその堤防を伝って近づくこともままならず(そもそも「一応」立入禁止らしい)、浜辺で立ち尽くすしかなかったが、そんな強風がエアサーフィンにもってこいとばかりに無数のウミネコが嬉々として海上を滑空し、舞っていたのはまた景色であった。
樺太のオホーツク人はこの岩を目印にしてここまで南下し航海してきたとか。
この荒海を乗り越え、帽子岩を認めたオホーツク人のその時の心中はいかばかりであったかと思うのもそぞろに興を覚えるところである。
ぽっこりしていてかわいい。
網走港のシンボルですかね。
安山岩の巨大な岩で落石防止用の金網が張り巡らされていますが落石は多く、危険な場所です。
海鳥には格好の住処になっています。
岩の裾に旧日本軍のトーチカが崩れかかって残されています。
近年まで原型を止めており木製の梁も残存していましたが、現在は落石で屋根が落ちています。
小さめなので小型機関砲か監視用の待機場みたいなものだったのかもしれません。
外海から見ると岩の裏側に隠された状態となり、港内に潜入した敵兵を三方向に射撃で駆逐する目的だったようです。
トーチカとしては小さく壁も薄く貧弱ですが、銃眼が三方向に開いているのは珍しいと思います。
岩の向こうにも古い時代の船着場跡があり、おそらく軍事的な施設があったのでしょう。
また岩裏側に連なる平坦地に大きなドックがありますが、港湾構築用のケーソンと呼ばれるコンクリートの製造ドックで大正12年設置、現在も現役らしく、土木遺産に指定されています。
戦時中は軍事用に利用されていたのかもしれません。
秘密基地のような佇まいです。
ちなみにこの岩と岩へのアプローチの防波堤は、釣り人等の海難事故が多く現在立ち入り禁止ですが、人足が絶えない状況です。
ブラタモリでタモリさんが来ました(2020.10.31放映)
網走沖に一際目立つ岩、実はアキアジ の超一級ポイントです。
いつ見ても、景色は最高だ。
立ち入り禁止!でも鮭がつれる。
潮が浅い時は下まで降りれて回ることができます。
帽子岩の横に腰を下ろして、ボーッとする時間も良いものです。
潮が浅い時は下まで降りれて回ることができます。
帽子岩の横に腰を下ろして、ボーッとする時間も良いものです。
仕事の途中で寄り道。
名前 |
帽子岩 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
立ち入りは出来ませんでしたが、遠くからでも目立っており迫力を感じます。