名前 |
奥之院参道 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.3 |
【不動堂】この先に不動明王堂があります。
戦前までは東京からの講(こう;今でいえば信者組合)の参拝客が多く、夏の縁日には露天商なども出てたいへん賑わっていたそうです。
講は日本橋魚河岸、京橋大根河岸(青物市場)、東京深川の遊芸女、漆器工業組合、露天商組合など。
不動堂の壁面にその名残を確認する事ができます。
【三拾六童子像】不動明王には36人の子どもがいる、という伝承に基づきます。
ここの不動講(不動明王の信者組合)である露天商組合によって奉納されたといわれています。
【弘法大師像】参道斜面に点在する弘法大師像は、その不動講たちがめいめい四国八十八カ所などを巡った際に、不動様に対し行った証として頂いてきた砂を埋め、その上に建立した記念碑だそうです。
このように太平洋戦争を境に自然消滅してしまった文化も多く、その伝承は失われつつあります。