とても清潔できれいなお店です。
地元の民宿からオススメされて訪問。
大変な人気店ですぐに席が埋まってしまったので予約が吉かも。
メニューが豊富だったので「何がオススメか」と聞いたところ八角軍艦という、八角の内臓を取ったところに野菜やらを詰めて焼いたものがいいというのだが、値段も高いし聞けば3〜4人前あるという。
こちらは一人なのにピントがずれている。
仕方ないので八角の一夜干しを頼んだが、脂が乗っていて美味しいものの一人で食べるには単調になるので、オススメなど聞かない方が良かったと後悔。
別に注文した鹿舌塩焼きは美味しかったし、地元の地酒の北の勝も美味しかった野田が。
意外と「カニあんかけチャーハン」が美味しかったのでオススメ。
サメカレイのお刺身を初めていただいたんですが、適度な脂乗りと食べ応えのあるしっかりした身で、とても美味しかった!花咲ガニは、味の濃厚な身をひたすらほじくって食べた後で、細かい身を味噌に埋めてだらだら突っつき続ける、といった具合に二段階で楽しめます。
北の勝を呑みながらどうぞ。
活気のあるいいお店です!
月曜日夜に一人で伺いました。
店に入ると、まずは鉢に盛られている料理に目が奪われる。
五品の中からぶり大根を選び「中生を」と女将さんに告げる。
黒板に書かれた品書きを確認する。
…あぶらぼうず……?深海魚?「あーそれは福岡の方に行くとハタとして出されることもある白身の魚です」店主と思われる男性から、今日は西京漬けにしたんですよと言われて、これを注文。
「どっからいらっしゃったの?」と女将さん。
あぁ、一見さんとの距離の取り方は微妙なものなのだろうと思うけれども、ごく自然な素直な心地よい声のかけ方ですね。
今は根室で生活しているけれども、育ちは夕張の地区だと話したくれた。
釧路から乗車したディーゼル電車の感想を話すと「ありがと、汽車は廃線の危機だから、乗ってくれると嬉しいわぁ」と軽く頭を下げる。
初対面の私にさえ女将さんは素直に色んなことを明るくお話をされ、嬉しく、つい嬉しさがにじみ出た目で見てしまった。
電車での移動中、何度か鹿の群れが線路に入って徐行したり、止められたりした話をしていたら、女将さんは「だって、元々鹿が住んでいたところに、線路引いたり街作っちゃったりしたんだから…」と、鹿の立場を思いはかる。
薄情な私は、google-mapに書き込んまれていた「鹿のタン焼きはぜひ頼んで」という書き込みを思い出し、めげずに頼む。
出てきた一品は、牛や豚のタンとそれほど違いを感じなかったが、旅情がそれを極上の一品だと思わせた。
夜、風は収まっていたが、今日の昼間は風を強く感じた。
「いつもよりずいぶん早く回っているよー」と風力発電の風車を見て言っていたタクシードライバーの声を思い出しながら、杯は進んで行った。
日本の北東端の街は、なんて心が豊かな人達が住んでいるところなんだろう。
私は、この街に沈没してしまっても言いかもしれないと、酔った頭で思った。
名前 |
浜作 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0153-24-5876 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 17:00~22:00 |
評価 |
4.4 |
料理はどれも美味しいです。
料金は少しお高めです。