名前 |
弘仁寺 奥の院(寿楽庵) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
弘仁寺の東側の山門から石段がありここを下る途中に弘法大師が自ら彫られたと云う不動尊像が祀られている。
弘仁寺の奥の院と言われているがその関係の詳細は定かではないが、弘仁寺内 明星堂に古い役の行者像が在るので修験道の修行と関係が在るようで、修験者は此処を通って参籠した。
弘仁寺が元々虚空蔵寺と呼ばれ弘仁寺の裏山が虚空蔵山と言われる低山で、この山が本来信仰の対象であり、此処奥の院は山岳修行の修験道との関係がうかがわれる。
この石段での弘仁寺への参道は私も最初は解らなく、この参道の途中に不動明王像や多くの病に効果があり、特に眼病に効く霊験あらたかな「閼伽水の井」が在ることは知らなかった。
この弘仁寺の東門へは弘仁寺の駐車場辺りから、参道でなく通常の道路が通じていて奈良側からはこの道を通っていた。
山の辺の道(東海自然歩道)はこの石段の参道を上って弘仁寺の東門に行くようになっているがこの上り口が分かりにくかった。
東門からは二つの道が在るので向かって左側の石段が参道なのでこれを下って行くと右手に奥の院があり、直進すると山辺の道を高樋町の集落へと行くことになる(車では弘仁寺駐車場から徒歩。
現在は高樋町の集落の狭い一車線の生活道路をバイパスして弘仁寺の駐車場近くに出る二車線の道路がある)