法隆寺西院伽藍の中心に建つ金堂と五重塔。
9月の平日の午後、空いていたのでゆっくり見学出来ました。
中の仏さまも建物も素晴らしいです。
厳かな気持ちになります。
千年を超える歴史に圧倒される❗
薬師如来像、四天王像が鎮座しており、心静かに拝みました。
伽藍造りの精神世界を感じられますYou can feel the spiritual world of Sangharama
西院伽藍の最も奥に位置する、仏学の研鑽施設で、現在は法要が執り行われます。
平安時代に再建された堂内には、同じく平安に造られた薬師三尊像と、四天王像が祀られています。
法隆寺西院伽藍の中心に建つ金堂と五重塔。
この2つの建物の間を北へ進むと、そこにあるのが僧侶たちの研鑽の場、大講堂です。
数ある法隆寺の建物の中でも最も大きく、ひときわ美しさが際立つ大講堂ですが、これまた実際には再建されたものです。
かつては金堂と五重塔により近い位置にあったものが、925年(延長3年)に落雷で焼失しました。
それから65年後の990年(正暦元年)に新築されたのが、現在の大講堂です。
この65年という年月は、何やら意味深長です。
当時と現代では時間の感覚が全く異なりますが、それでも65年は長いと言えます。
当時の法隆寺が経済的には決して豊かでなかったことが、そのことに表れているようです。
大講堂の内部には、が日光、月光の脇侍を左右に従えた薬師三尊像が安置されています。
当然ながらこれまた飛鳥や天平期のものではなく、平安後期の作。
3体の仏様はそれぞれ檜材の寄せ木造りで、丸みのある顔立ちや肉付きのよい胴体などから、平安を代表する仏師、定朝の流れを汲むものと言われます。
大講堂では、修正会や仏性会などの、法隆寺伝統の行事が開かれます。
このうち正式名称を「最勝王経讃説」という修正会は、お経が読まれ、お経の注釈が行われる学問の場。
一般人が見ることはできませんが、寒風が吹きすさぶ冬、お経を唱える僧侶たちの声がおごそかに響きわたる様子は、荘厳そのものの雰囲気だと言われます。
毎年4月8日に開かれる仏性会は、いわゆる花まつり。
堂の真ん中にお釈迦様の小さな誕生仏がまつられ、甘茶を注ぐ行事が、平安時代中期から今にいたるまで続けられています。
ほうりゅうじ だいこうどう概要:法隆寺の金堂のおくにある大講堂、仏法を説く場所ですが、ここは大きな薬師三尊(薬師如来、月光菩薩、日光菩薩)が祀られております(平安時代・国宝)落雷焼失65年後の990年に再建されたものになります。
見所:感想:講堂というより通常の寺院の金堂同じ様な印象を受けます。
(薬師三尊が大きいし奥行きが無いので)
2019.12.14訪問数ある法隆寺の建物の中でも最も大きく、ひときわ美しさが際立つ大講堂ですが、これまた実際には再建されたもの。
かつては金堂と五重塔により近い位置にあったものが、925年(延長3年)に落雷で焼失。
それから65年後の990年(正暦元年)に新築されたのが、現在の大講堂です。
大講堂はもともと僧侶たちが勉強の場として、たまにメモリアルサービスとして使用していました。
内部には、仏像と2人の出席者の像(「屋久トライアド」)、その他多数の宝物、五階建ての塔と本堂の素晴らしい景色があります。
(原文)The Great Lecture Hall (Daikōdō) was originally used by monks as a place of study and, occasionally, memorial services. Inside you will find statues of a Buddha and two attendants ('Yakushi Triad') as well as a number of other treasures and a nice view of the Five-Story Pagoda and Main Hall.
こちらの仏像は、平安的な丸みを帯びていて、金堂の飛鳥的なものとは雰囲気がずいぶん違っていますね。
法隆寺の大講堂は正暦元年(990)の再建で僧の勉学の場だそうです。
薬師三尊像を安置しています。
名前 |
大講堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0745-75-2555 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.5 |
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