阿弥陀如来立像、秘仏の魅力。
氷室山八葉蓮華寺の特徴
ひっそりとした祠で、秘仏を拝む特別な体験ができること。
阿弥陀如来立像は快慶作の国指定重要文化財であること。
足柄に刻まれた巧匠弟の文字が魅力的な仏像の存在。
ひっそりとした祠秘仏なので、拝める時を調べて訪れましょう。
阿弥陀如来立像·快慶作(国指定重要文化財)この仏像は、足柄(あしほぞ)に「巧匠弟(アン)阿弥陀仏」と記されています。
これは鎌倉時代の仏師快慶の署名です。
この署名とその作風より、建久3~14年(1192~1203)ごろ、快慶前期の作品と推定されます。
穏やかな表情をたたえ、衣線も流れるように美しく整っています。
また、体内には鎌倉時代の著明な僧明遍などがお経や願文などが納められています。
名前 |
氷室山八葉蓮華寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
072-893-8111 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.4 |
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はちようれんげじ。
伝説によると平安時代の初め弘法大師が龍王山で雨乞いをすると雨が降った。
時の天皇がその功を誉め八葉蓮華寺を建立したといわれる。
実際に付近から藤原期の瓦片が出土することから創立もその頃と推定。
本尊は阿弥陀如来立像。
のちに作者が鎌倉時代の名匠快慶あることがわかり昭和60年に国の重要文化財に指定された。
立像は高さ82.4cmの半等身像で來迎印を結びわずかに左足を踏み出し衆生に向かって來迎している。
(交野市星のまち観光協会ガイド担当)