入場料はそんなに高くないと感じます。
大阪市立東洋陶磁美術館 / / / .
質の良い展示物が多い東洋陶磁器の博物館。
しかし、3階建ての建物で、実質的に展示室は2階のフルスペースと3階のちょっとだけで、展示の量は少ないです。
1時間ほどで十分見回ることができます。
自然光照明を取り入れるなど、とても展示環境に気を使っています。
朝鮮半島の陶磁器展示が特に素晴らしいです。
高麗物にやられましたね。
室町の茶人たちが魅了されたのもわかる。
対して唐物は「甲」なものが多く、あまり惹かれなかったのですが、加彩 婦女俑は最高。
クルクル回ってるのですが、角度によって表情がクルクルかわります。
お腹がポッてりしてるのも可愛い。
あと、鼻煙壺コーナーがあったのですが、どれ見ても欲しくなる。
いやー。
今回カメラを持って行かなかったのでスマホ使用したのですが、全然いい写真が撮れなくて。
本当はもっといいものもいっぱいあるんですが!次回は絶対良いカメラ持って行こう。
いいもの観せていただきました。
常設される陶磁器が素晴らしい。
本当に好きな人は1人で気兼ねなく作品と対峙するのがオススメ。
好きなの選んだら柄物ばかりだった…お気に入りを見つけてください。
^ ^
“天目”展示を観に、はじめて行った。
2月頃に竹の展示を観に行こうと思っていたのだが、コロナ騒動で中止に。
だが、行ってみると1階に一つだけ巨大オブジェが展示されていてうれしかった。
超巨大だけど、繊細な編み目で観る角度によって形がかわるからおもしろかった。
「天目」展では、ホンモノの曜変天目はないが、いろいろな作家が再現チャレンジしている作品もありおもしろい。
天目といっても、いろいろな模様や色があり本当に美しい作品ばかりだった。
観光客がほとんどいなかった2020年8月はゆっくりみれて本当に良かった。
常設として国宝や重要文化財の陶磁が陳列されており、期間展示会のチケットで一緒に見れるのでお得感があります。
一つ一つの展示品に十分な間を確保しており、また見せ方にも気をつけ配っておられて素晴らしい美術家だと思います。
今回はマリメッコをみにきましたが凄くよかったです。
東洋美術に触れ合う機会が少なく敷居の高さを感じていましたが、いざ赴くとそんな思いは杞憂に過ぎませんでした。
大阪市内の真ん中で在りながら悠々と川を眺めて向かった先、まずその館の美しいこと。
吹き抜けで開放感のある一階のエントランスでチケットを購入し二階の展示室へ向かう経路、階段の踊り場は一面ガラスになっていて、大川を間近に眺められる。
つい足を止めてしまいますが、階段の為ゆっくりはできません。
しかしながら、展示を進む先には同じ方角に川を眺められる椅子が設置されてありますのでご安心を。
美術館らしからぬ開放感とモダンなセンスに間口の広さを感じます。
建物フェチであるので館だけでも充分楽しめるのですが、肝心の常設展も良いのです。
日中韓、それぞれの陶磁器を国ごとに部屋を分けて展示してあります。
その為に無知ながらも感性のみでその国らしさを感じられるのが大変有難い。
つい知ったような顔でほうほう、と感嘆の声が出ること請け合いです。
marimekko展を楽しみに伺いましたが、他の展示の際にもまた伺いたい。
余談ですが、チケット購入時にPiTaPa系のカードの提示で通常大人価格が団体価格になります。
関西にお住まいでお持ちの方は、是非ご提示を。
今日は、平日と言うこともあり、館内をゆっくり写真を撮りながら廻る事が出来ました、因みに「フランス宮廷の磁器」セーヴル、創造の300年です、色彩の素晴らしさ、絶妙なコントラスト、繊細な透かし、フランス宮廷により育まれ時代と共に変化し続けてきた300年に及ぶ製作所の活動を垣間見る事が出来ました。
入場料はそんなに高くないと感じます。
最近撮影できるコーナーが作ってあったりして、記念になって良いと思いました。
ただ展示室がいくつも分かれていて、見にくいかなと。
併設されている喫茶店のサンドイッチは、好みの味です。
常設展示はアジアの陶磁器が中心。
今はフランスなどの展示をしていてちょっとアジアの展示は少なめでした。
土日祝日のこのあたりのエリアはあまり人がいないのでゆっくりあたりも散策できますよ。
2017年11月 再訪 静謐な環境で東洋陶磁器を鑑賞できる美術館です。
出来る限り自然光で鑑賞できるようにと積層ガラスで取り込まれた明かりや、陶磁器を手に取れないのでせめても手に感触をと設けられた木の手すり等、特筆すべき設計思想に溢れています。
体系的に網羅された朝鮮陶磁器は素晴らしいですが、単体の名品として国宝を含む中国南宋、元代の作品はそれを凌ぐと思います。
個人的には、国宝の油滴天目よりも同じ南宋の木葉天目(国宝でないとは言え重文です。
)に心惹かれます。
はっきりとした葉脈など手に取って触れて見たくなる程です。
なお、国宝の2点含め展示物は他美術館等への貸出で展示されていないこともありますのでHPでご確認を。
あと、ここは写真ok(フラッシュは不可)です。
名前 |
大阪市立東洋陶磁美術館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
06-6223-0055 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 9:30~17:00 [月] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
4.3 |
陶器好きにはおすすめです。
特に白磁、青磁の数には圧倒されます。
終わり頃には頭が麻痺するので、ゆっくりまたは何度か来館を分けて行った方がいいかもしれません。