国産初の渋谷ビールはどんな味だったのか?
国産ビール発祥の地碑 / / .
日本人に手による国産ビールはこの地で初めて生産されたことを示す石碑と説明板があります。
それまで、色んな方が取り組んだが、上手くいかなかったのですが、天満の渋谷庄三郎がその意志を引き継ぎ、醸造所も設けて、製造と販売を開始したとのことです。
その名も渋谷(シブタニ)ビール。
当初は中之島近辺や、川口の居留地の外国人らに販売したとのことです。
北新地の中央に国産ビール発祥の地があります。
ANAクラウンプラザの北東角に石碑があります。
大阪市教育委員会の文章が掲示されています。
ビールは横浜で醸造販売されてましたが、日本人が醸造販売したビールはこの地が発祥で、1872年に渋谷庄三郎が手がけ販売されたのが「渋谷(しぶたに)ビール」その後1995年に大阪で最初の地ビール「大阪國乃長ビール」を醸造した壽酒造が、1996年に堂島麦酒醸造所より北新地の地ビール「北新地ビール」を製造販売しましたが、それももうありません。
北新地のANAクラウンホテル前の三角地帯にちょこんとあって、見つけても「、、、ぅん。
へぇ〜」くらいな地味な佇まい。
ここにこんな工場ありましてーみたいな表記でもあればいいのに。
こうした**発祥の碑は横浜や神戸、長崎に多いような思い込みがあったので大阪で見かけると少し新鮮。
日本初というより日本人初ということらしいけど、まぁ細かいことを発祥の碑にもとめてもしかたないし。
この看板は誇大広告。
麒麟麦酒開源記念碑(横浜市)1870年~横浜の方が早くて、キリンビールのルーツなんですけど。
日本人によると言う枕言葉が落ちているので、「国産ビール発祥の地」は偽り。
正確には「(外国人の技術指導の下での)日本人によるビール初醸造地」である。
大阪の負け犬根性ですかね。
石碑の文字を彫り直してね。
明治5年(1872年)に、渋谷庄三郎という方が初めて作ったのだそうです。
1881年に渋谷が亡くなると『渋谷ビール』の事業も終わりを迎えたそうです。
名前 |
国産ビール発祥の地碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.5 |
北新地のやまやさんに寄ったついでに寄りました。
東へ歩いてほんの数分のところにあります。
大阪で初の国産ビールが作られたというのは迂闊ながら知りませんでした。
渋谷ビールというメーカーです。
大阪では やはり アサヒビールやサントリービールが 有名ですが、その前身となったビールということらしいです。
先人たちの努力に感服しました。