名前 |
花山城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
花山城の縄張規模は150×25です。
(以下は案内板より)本城は、「予陽河野家譜」によると、荏原城(松山市恵原町)城主平岡氏が築き、家臣相原土佐守に守らせていた。
天文二二年(一五五三)八月、久万大除城主大野紀伊守利直がこれを襲って落城させ、家臣森伊豆守を城代とした。
この城は、三方断崖絶壁、地の利を最大限に活用し、東西にのびる尾根上に三段にわたって郭が設けられている。
Ⅱの郭から尾根伝い花山地区に通ずる小道には、三本の堀切が設けられて、背後の守りを固めている。
またⅢの郭から北方にむかって急峻な崖を下ると約五〇メートルで小規模な削平地に至る。
おそらく出丸様の郭が設けらていたものであろう。
出丸様の郭から本丸に至る通路も三本の堀切によって防御が固められている。
また、ⅠⅡの郭には建造物の礎石らしきものも散見され、石垣の残塁もみられ、古城址を語るにふさわしい面影を残している。