第55番 惣在所 大師堂本尊:大通智勝仏管理寺:真照院この札所はもと惣在所三神社におかれていた。
三神社はこの札所の西南方に社殿と鳥居がある。
この社は寺社由来書によると、惣在所開作の鎮守として正徳2年(1712)に勧請、祭日は9月5日であった。
また、真善坊由来書には、惣在所に恵比須社があり、この社に惣在所開作の鎮守として、正徳2年相殿に竜神、住吉両神を勧請、以後三神宮と号したとある。
この札所の本尊は四国と同じ大通智勝仏で、太古法華経を説いた仏である。
◇瓢箪浜塩田惣在所沖には瓢箪浜という規模の小さな塩田があった。
百姓小浜といい、富裕な百姓が副業経営をしていた。
しかし小規模な浜は早く整理対象となり、昭和5年(1930)に整理された。
◇黒潟開作秋穂の穀倉地帯黒潟開作約200町歩は二期に亘って築留されたもので、寛文5年(1665)に70町歩、元禄3年(山口県文化史年表では元禄元年)に鍬初め、4年に潮留めされてできた約130町歩である。
このうち約110町歩は吉敷毛利領となった。
灌概用水は外屋池、大歳池、潮田池(夫婦池)に長池の余り水をもらったが、移住者は飲料水に困った。
中野や天田まで飲み水をもらいに行く家も多かった。
山がないので、惣在所南共有林の岩屋揺木山を借りて共同で採用していた。
◇周防大橋棋野川の東西湾口を結ぶ周防大橋は平成4年3月に開通して宇部、防府の経済圏を結ぶ交通路として地域活性化の期待にそうもので、総延長1
名前 |
惣在所大通知勝仏大師堂(秋穂八十八箇所霊場 五十五番札所) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.7 |
秋穂八十八箇所霊場55番札所 ご本尊大通知勝仏がお出でになって居られます。