●とにかく立地条件に恵まれていることが沢山投稿され...
3基の古墳があります。
すべて未調査ですが墳形から1号墳、2号墳ともに4世紀中頃~後半築造の前方後円墳。
3号墳は方墳です。
標高が144メートル、独立丘陵上に築かれた古墳群なので、景色は最高です。
南北朝時代の頃に陣城として活用されたようなので「陣の丸」という名称になっています。
オススメの古墳群ですが、残念なのは駐車場がなく、路駐するしかありません。
古墳群から見る讃岐富士(飯野山)、最高ですよ!
新鮮な気分になれます!
いつもの散歩コースです。
草刈り等、きちんと整備されています。
古墳からは飯野山をはじめ、綾歌三山などよく見えます。
香川県指定史跡です。
古墳時代前期の古墳で前方後円墳二基の間に方墳が有る珍しい古墳です。
芝生を張り整備されて居り大変眺めが良いです。
仕事の時、通りかかっただけ。
名前 |
陣の丸古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
●とにかく立地条件に恵まれていることが沢山投稿された写真からも感じ取ることができます。
是非現地に立って自身で感じて下さい。
距離は短いのですが登り路はやや急勾配です。
●ご興味のある方の為に、古墳へのアクセス道に近い道路沿いに建つ「陣の丸古墳」の案内板から古墳の紹介記事を以下に転写しました。
香川県指定史跡 陣の丸古墳 【昭和48年(1973年) 5月12日指定】陣の丸古墳は、府中と境を供する横山(標高242m)から南西部に展開する横山山塊の内、通称『陣の丸』と呼ばれる標高144mの独立した丘陵上に築かれています。
尾根上は東西100m、南北20mほどの広さがあり、前方後円墳2基と方墳1基が一直線状に築かれています。
陣の丸古墳の周辺には、古墳時代前期に造られた古墳が多くあります。
その中には、横山経塚古墳や横峰古墳などの積石で築かれた前方後円墳も見られます。
このことから、香川県内でも特に早い時期から古墳が築かれていた地域であることがわかります。
被葬者については、わかっていませんが、富熊(とみくま)の次見(つぐみ)や庄(しよう)、奥河内(おくかわうち)地区では、弥生時代ごろからの大規模な集落が開けていたことが確認されていることから、これらの集落の有力者が葬られていると考えることができます。
陣の丸古墳は、これまでに発掘調査が実施されていないため、詳細については明らかにされていませんが、立地や1,2号墳の墳丘形態から考察すると古墳時代前期(4世紀中頃〜後半)に築造されたものであるといえます。
また、1号墳の南斜面からは埴輪片が見つかったこともあるそうです。
この古墳のいちばんの特徴は、その配列にあります。
方墳を中心に挟み、2基の前方後円墳が前方部を内側に向けて向き合っているという大変珍しい配置となっています。
更に、最近の研究では、この尾根上が中世南北時代に陣城として使用されていたことがわかってきています。
これは、この陣の丸が絶好の立地条件であることから、いつの時代も重要な場所として取り扱われていた結果でもあります。
・1号墳(前方後円墳)全長36m(後円部22mφ/前方部17m)・2号墳(前方後円墳)全長32m(後円部18mφ/前方部18m)・3号墳(方墳) 全長12m-丸亀市教育委員会-*飯野山を背景にしているのが1号墳*綾歌竜王山を背景にしているのが2号墳。