准秩父三十四札所観音霊場第二十三番および東海三十三...
歴史を感じました。
歴史を感じる佇まいです。
コンビニの隣りにあり、少し小さな寺ですが雰囲気があり有名な寺です。
石観音堂は、寛文5年(1665)に明長寺の僧弁融によって開かれた寺で、本尊は石造如意輪観音像です。
「潮音殿」と書かれた扁額がかかる山門を入ると、「霊亀石」と呼ばれている手洗石が置かれており、次のような伝説が伝えられています。
享保18年(1733)は不漁続きの年でしたが、ある日、地元の漁師が漁を終えて帰ろうとすると、急に船が動かなくなってしまいました。
船の下をみると大きな石があり、手洗石に手頃な大きさだったので引き上げて石観音に奉納しようとしましたが、なかなか引き上げることができませんでした。
その時、2、3匹の亀があらわれ漁師に力をかしてくれたのでやっと石を引き上げ、石観音に奉納したところ豊漁になったということです。
境内には霊亀石の他、大師河原村に住んでいた俳人花鳥庵梅動が、宝暦8年(1758)に柿本人麻呂像奉納のため矢数独吟(一定時間内に数多くの句を詠むこと)を行い、卯の上刻(午前5時)から申の下刻(午後5時)の間に1万句の俳諧を詠んだのを記念してつくられた「梅動独吟万句詠草塚」や延享4年(1747)に俳人茗荷坊の門人6名が観音に因んだ句を詠んだのを記念してつくられた「六人ー句碑」などのほか道標、力石などの石造物が残されています。
名前 |
潮音殿石観音堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
住宅街にある曹洞宗のお寺で、准秩父三十四札所観音霊場第二十三番および東海三十三観音霊場第七番の札所になっています。
境内はあまり広くないですが、静かで趣があります。