蛇行する山道をひたすら登る。
駐車場から徒歩20分かかりますが、とてもいい体験でした!
オフィシャルだと車、自転車全て駐車場に止めて20分ほど歩きますが、抜け道があります。
作品の入口には自転車を5台くらいなら置くスペースもあるので混雑していなければかなりおすすめです。
車でも入口まで上がれますが、対向車が来たらどちらかが下がらないと通れないので運転になれてないとおすすめできませんし、入口付近のスペースは1台分くらいのスペースしかないです。
だれーもいない静まり返った森に、風鈴の音が静かに鳴り響いて神秘的でした。
風が止まると静かすぎて、少し怖いくらいでした。
最寄りのバス停からは15-20分くらい歩きますので、鑑賞時間も含めて1時間はみておいた方がいいと思います。
風が吹くと無数の風鈴が鳴りそこに風が渡っていった感触を味わえる。
無風だったので、今ひとつ作品の良さが実感できませんでした。
街から結構離れますので、徒歩での訪問はおすすめしません。
永遠の愛の証明。
暑い中なにがあるのかとテクテク大汗かきながら山の中。
着くと風鈴何個か林にぶら下がってるだけ!それだけ!これが芸術だ!ですませるから嫌い。
でも芸術祭期間中またどこぞの島いってしまうんだろうな?
他の方も言っていますが、本当に写真では伝わりにくい作品です。
でも自然の風に吹かれて揺れ奏でる無数の風鈴は風情があります!押さえおきたい作品のひとつです!虫が撮影の邪魔してくるので虫除け対策しておくといいですよ!
虫が多くてゆっくり出来ませんでした。
下から約1km坂を上がった所にあります。
ボルタンスキーの作品はどこか共感するところがあります。
到着まで心折れそうな上り道だけど、着いたら心落ち着きます。
心臓音のアーカイブに次いで、同島内では2つ目となるクリスチャン・ボルタンスキーの作品です。
アクセスには時間も要しますし、夏は暑さと蚊で大変でしょうから、涼しい時期のしかも「風」のある日をお勧めします。
作者自身、この場所に至るまでの道のり、体験も含めて作品であるという発言もされていますし、私もそう思います。
ゲートまでの道のりはコンクリートではありますが、かなりガタガタで自転車で行けなくもないのですが、手前に駐車して徒歩を促されます。
作品体験も含めて従ったほうが良いと思います。
歩くことに集中していると、いつの間にか遠くから「何か」自然のものとは別の「音」が聞こえているのに気づいた時の感動は今でも忘れられません。
別料金にはなりますが、ここで自分や大切な人の名前を透明なプレートに書いて好きな場所の風鈴に付けることができます。
「心臓音のアーカイブ」と同様、これもお勧めします。
私は豊島という島に自分の「お墓」というか、確かに自分が存在した証みたいなものができたような気がします。
たとえ2度と行けないとしても、誰もいない森で、誰も見ていない時でも、風に揺られて鈴の音が鳴っているこの森を想像すること。
それこそがボルタンスキーの提示したい「アート」なのかなぁ?と考える時があります。
ちなみにゲートで虫除けを貸してくれますが、そこでスプレーをしただけではとても防ぎきれるものではないので(笑)自分で用意したほうが良いと思います。
ハッカは天然ですし、効果もあるのでお勧めです。
名前 |
ささやきの森 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0879-68-3555 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
蛇行する山道をひたすら登る。
小高い樹々に挟まれながら、巡礼者のような気分で足を進めると、いつの間にか目的地に着いていた。
深い森の中、短冊の吊るされた風鈴が鳴っている。
虫の声、風に撫でられる葉の音に比べれば随分とつつましげだ。
思っていたより遥かに小さい。
辛うじて聞こえてくる儚げなその音に耳を澄ます。
私たちを包み込む大自然に身一つで対峙すれば、人の一生なんてどれほど短くちっぽけなものだろうか気づかされる。
悠然と佇む樹々に見下ろされ、自身の矮小さと傲岸さに身がすくんでくる。
それでもなお、私たちの思いがなかったことにはならない。
自然の音に搔き消されそうで、それでも主張を続ける風鈴の音。
所在なく揺蕩う誰かの小さな祈りに思いを馳せながら、元来た道を引き返した。
※バス停「唐櫃岡集会所前」から山道を歩いて向かいます。
足に相当自信があれば作品鑑賞を含め往復1時間程度で行けますが、装備や天候も考えながら、余裕をもって出かけるほうがよいでしょう。